梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

2019年のブログ記事

2019年(ムラゴンブログ全体)
  • 「法華経 現代語訳 全」(三枝充悳・第三文明社・1978年)精読・4

    【要約】 ・世尊の説く大乗経典を聞き、その後の奇蹟を見聞した弥勒ボサツは、「これはどういうわけか?何かの前兆なのだろうか?」と考え、尋ねようとしたが、世尊は瞑想しているので尋ねることはできない。そこで、その場に居た文殊師利に尋ねた。   ・文殊師利は、「このようなことは、過去の仏も行った。仏はその... 続きをみる

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  • 「法華経 現代語訳 全」(三枝充悳・第三文明社・1978年)精読・3

    二 【要点】 ・そのとき、弥勒ボサツはつぎのように考えた。「いま、世尊は奇蹟のすがたをお示しになった。どういうわけで、この(奇蹟の)前兆(瑞相)があるのであろうか。しかしいま、世尊は三昧にお入りになってしまっている(ので、直接おたずねすることはできない)。この不可思議で、あり得ないことが示されたこ... 続きをみる

  • 「法華経 現代語訳 全」(三枝充悳・第三文明社・1978年)精読・2

    【要約】  ここまでは、「第一章 序品」の冒頭部分であろう。登場するのは、仏(=世尊)と、一万二千人のビク(出家修行者)、学修中、学修修了者が二千人、ビクニ六千人、さらにボサツが八万人、帝釈と二万の天子、四人の四天王と一万の天子の仲間、自在天子と三万の天子の仲間、梵天王らと一万二千の天子の仲間、八... 続きをみる

  • 「法華経 現代語訳 全」(三枝充悳・第三文明社・1978年)精読・1

    《第一章 序品》 一 【要点】 ・このように、わたくしは聞いた。あるとき、仏は王舎城の町の郊外にある霊鷲山のなかにとどまっておられた。大勢のビク(出家修行者)の集団の一万二千人と一緒であった。このビクたちはみな聖者(アラカン)であって、多くの煩悩の汚れがすでになくなり、また煩悩そのものがなくて、自... 続きをみる

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  • 《夏籠り》記・2

     今日で7月は終わる。6月20日から《夏籠り》に入って1か月余りが過ぎた。今年の梅雨は長引いて、最高気温が30度を超える日は、ここ数日まで皆無であった。だから、籠もる必要は感じられなかったが、目標としたいくつかの課題は達成しつつある。体調面では、少しずつ食欲が回復し、体重の低下は50.5㎏まで、そ... 続きをみる

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  • 「2020東京五輪」の《どっちらけ》

    「2020東京五輪」まであと1年を切り、にわかに期待が高まってきた、と言いたいところだが、私自身は全く白けている。その理由は以下の通りである。  まず第一に、「オリンピック憲章」にある《オリンピズムの根本原則》が具現化されそうもないからである。  根本原則には、《オリンピズムの目的は、人間の尊厳の... 続きをみる

  • 続・「参《愚》院」

     「2019参院選」の結果が判明した。投票率48.80%、最多議席(38議席)を獲得した自民党の「絶対得票率」は18.9%に過ぎなかったが、議席占有率は51.4%である(東京新聞7月23日付け朝刊1面「自民 選挙区勝ったけど 全有権者2割支持 議席占有は5割超」)。今回に限らず、国政選挙の結果がい... 続きをみる

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  • 続・参院選の《愚》

     「2019参院選」は終わった。現時点で推定投票率は49.19%。もし確定投票率が50%を超えなければ、今回の選挙結果は「無効」である。それが「多数決の原理」というものだ。しかし、そんなことを言うものは誰もいないだろう。なぜなら、そんな決まり(法律)はないからである。これまでも投票率が50%に満た... 続きをみる

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  • 「両院制」の意味

     「多数決」は民主主義の構成原理だが「多数の専制」を招くおそれもある。そこで「少数意見の尊重」という原則が不可欠となる。日本の国会は、この二つの原理・原則を具現化するために「両院制」(衆議院と参議院)を採っている。衆議院で決まったことが参議院で否とされることもある。それが重なると「ねじれ国会」など... 続きをみる

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  • 「薬剤負荷心筋シンチグラフィ検査」

     昨年6月末に急性心筋梗塞を発症、1年が経過したので、血管の状態を再検査(の予約を)するために、大学病院に赴いた。事前の説明では、2泊3日の入院でカテーテル検査を行うということだった。その予約のために訪れたが、受付で「主治医の診察の前に検査を受けてください」と言われ、①血液採取検査、②血管伸展性検... 続きをみる

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  • 「参《愚》院」

     賢者と愚者の数はどちらが多いか。いうまでもなく愚者の方であろう。だから、選挙では愚者(選挙民)を大切にし、彼らの「清き一票」をできるだけ多く掠め取らなければならない。愚者は煩悩の塊であり、特に、欲望は無限である。それゆえ、立候補者(被選挙民)は、愚者の欲望を駆り立て、甘い汁(公約という)を目の前... 続きをみる

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  • 映画「洲崎パラダイス赤信号」(監督・川島雄三・1956年)

     この映画のあらすじ(「映画.com」https://eiga.com/movie/37351/より引用)は以下のとおりである。 《両親に結婚を反対されたため、連れ立って栃木から上京した義治と蔦枝は、どこへ行くアテもなく夕暮の浅草吾妻橋附近を歩いていた。以前廓にいた好みで洲崎遊廓へ入り込んだ蔦枝は... 続きをみる

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  • 参院選の《愚》

     参院選が公示された。でも、毎度のことながら、「参議院は良識の府」ということに《誰一人として》頓着しない、ということに空いた口がふさがらない。よくもまあ、懲りもせずに、政党所属者の面々がしゃしゃり出てくるものよ。何度でも言うが、参議院はあなたたち政党政治家が登場する場ではないのである。あなたたちが... 続きをみる

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  • テレビドラマ「日本の日蝕」(NHK・1959年)

     ユーチューブでテレビドラマ「日本の日蝕」(NHK・1959年)を観た。原作は安部公房、演出は和田勉である。戦後15年、場所は大都会のとある居酒屋、酔客に混じって一人の老人・大貫忠太(伊藤雄之助)がコップ酒を口にしている。隣の客の話を聞きながらニヤリとすると「何がおかしい!」と一蹴された。思わず「... 続きをみる

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  • 何のために血圧を測るか

     サラリーマン川柳に「いい数字出るまで測る血圧計」という傑作があった。これまでの経験によると、医師は1回しか測らない。看護師も2回までしか測らない。ところが、血圧を気にしている当人は何回でも測りたくなる。なぜなら、測るたびに数値が変動するからだ。いったい、どの値が正しいのかわからない。測れば測るほ... 続きをみる

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  • 《夏籠り》記・1

     「夏籠り」を始めてから10日が過ぎた。自宅1階の書庫に閉じこもり、「災害並みの酷暑」が通り過ぎるのを、ひたすら待つ。だが、まだ早い。30℃を超える日はほとんどなかった。にもかかわらず、「体調」の方は陽気(湿度?)に反応して、昨年の退院直後と同様に、「吐き気」「息切れ」「食欲不振」「腹部膨張感」が... 続きをみる

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  • 《延命記念日》

     ちょうど1年前の今日、私は「急性心筋梗塞」を発症し緊急入院、手術を受けた。それから、どうにか1年間、生き延びることができた。だから、今日は《延命(1年)記念日》ということになる。発症前は、前立腺肥大、高血圧症、脊柱管狭窄症を患っていたが、今よりは数倍も元気だったように思う。また、時間の過ぎるのも... 続きをみる

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  • 《夏籠り》(げごもり)開始

     冬の間、寒さを避けて家の中に閉じこもることを「冬籠り」という。では同様に、夏の間、暑さを避けて家の中に閉じこもることを「夏籠り」というか。調べてみると、「夏籠り」という言葉はあるが、《げもごり》と読む。仏教用語で「夏の三か月の間、僧が一か所にこもって修行すること」をいう。それにならって、私も「夏... 続きをみる

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  • 「自衛の手段」

     東京新聞朝刊の1面トップ記事は「交番で拳銃奪い男逃走 大阪 警官刺され重体 直前 虚偽の空き巣情報」という見出しであった。要するに、犯人は事前に、近所に空き巣が入ったと110番通報し、交番にいた3人の警官のうち2人を現場に向かわせ、残った1人に襲いかかったということらしい。目的は、警官の拳銃を奪... 続きをみる

  • 続・《6月宣言》

     私の「(身体的)不快感」を(上半身から)列挙すると、①両目(眼精疲労)、②鼻(後鼻漏)、③顔(湿疹)、④食道(胸やけ)、⑤左胸(疼痛、動悸)、⑥肺(息切れ)、⑥胃(吐き気、膨張感)、⑦腸(便秘)、⑧腰(疼痛)、脚(間欠跛行)ということになる。全身にかかわるものとして、⑨倦怠感(だるい、疲れやすい... 続きをみる

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  • 民主主義とは何か

     生命を支配する原理は「弱肉強食」と「優勝劣敗」である。生命を維持、成長・拡大させるためには、強くなければならない。さらに、優れていなければならない。生物の世界は、この原理にもとづいて推移する。では、人間もまた生物だから、人間の社会にもこの原理を当てはめてよいか。まだ(社会が)未熟な段階においては... 続きをみる

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  • 《醜悪な画像》

     今や、テレビはもとよりインターネットの記事に至るまで《醜悪な画像》が氾濫している。《醜悪な画像》とは何か。①それを目にしただけで、思わず吐き気を催すような、耐え難い画像である。②それを見ると、暴力的に「視覚神経」が冒される光、光線の画像である。様々な事件、事故による凄惨な場面は「ブルーシート」で... 続きをみる

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  • 続・スクールバス殺人犯の《必然》

     先月末、神奈川県川崎市で起きた「スクールバス襲撃事件」を扱ったマスメディアの記事に共通しているのは、犯人の《顔写真》である。いずれも少年時代、学生(職業訓練生)時代のものであり、51歳の犯人像を描出しているとは思えない。そのことに違和感を感じなければならないはずなのに、情報提供者も視聴者もその映... 続きをみる

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  • 《6月宣言》

     6月がやって来た。朝起きると、開けた窓からムッとした熱気が入ってくる。途端に去年の7月、とりわけ退院後の「夏ばて状態」を身体全体が想起する。「ああ、またか・・」。  だがしかし・・・、である。今年は、同じ轍を踏まない。脊柱管狭窄症による間欠跛行は今のところ(テニスボール活用の)「仙腸関節ストレッ... 続きをみる

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  • 最後の「心臓リハビリ」

     ほぼ半年ぶりに(予約済みの)大学病院リハビリテーション科を受診した。担当医の診察と「インボディ測定検査」を受けるためである。これまでの医師(女医)は異動、今回初めての診察だった。「体調はいかがですか」と尋ねられたので「体重が10キロ減りました。吐き気、胸焼けがします。胃カメラ検査の結果、逆流性食... 続きをみる

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  • スクールバス殺人犯の《必然》

     東京新聞朝刊(3面)に「週刊文春」と「週刊新潮」の広告が載っている。そこには《スクールバス殺人犯 岩崎隆一(51)「名門小」憎悪を生んだ従姉妹への嫉妬 両親から捨てられ・・・》《登戸「スクールバス」襲撃 「エリートの卵」だから狙った51歳引きこもりの「宅間守」崇拝》という宣伝文句が記されている。... 続きをみる

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  • 怪我の功名

     昨日(正午前)、右腕を思い切り振り下ろしたとき、右手の中指の先端が堅い物に当たり、爪の生え際に長さ5ミリ程度の亀裂(縦線)が生じた。かなり痛かったが、みるみる内出血が広がり、亀裂からは血が滲み出てくる。亀裂をしっかりと押さえ、血が止まるのを待ったが、5分、10分程度では止まらない。その理由は、多... 続きをみる

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  • 首相官邸公式インスタグラムの《センス》

     日米両首脳(安倍首相&トランプ大統領)がゴルフ対決、「結果は国家機密です」とした《首相官邸公式インスタグラム》に対して、「ユルすぎ」「センスよすぎ」といった反応があるようだが、アホらしくて嗤う気も起こらない。それを言うなら「結果はヒ・ミ・ツ!」程度で十分だ。所詮は、未熟な政治家同士の《児戯》では... 続きをみる

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  • 続・丸山穂高議員の《酒癖》

     丸山穂高議員の「戦争をしないとどうしようもなくないですか」という(酒気帯び、あるいは泥酔)発言は、以下のような庶民の意識に支えられているかもしれない。  《まあ、言うことはわからんでもない。戦争して勝たないと日本は未来永劫国家主権を取り戻せない。ずっと他国の言いなりになり搾取され続け貧困国に落ち... 続きをみる

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  • 丸山穂高議員の《酒癖》

     連日、丸山穂高議員の「戦争発言」について取り沙汰されているが、「言論の自由」が保障されている限り、彼が何を言おうとかまわない。私が問題だと思うのは、その発言が「酒に酔って」行われたことだ。丸山穂高議員は、なぜ「シラフの時」にそのような発言をしなかったのだろうか。《酒に酔ってでもいなければ》切り出... 続きをみる

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  • 「逆流性食道炎改善プログラム」(福辻鋭記著・株式会社ダーザイン・2010年)の実践・2

     「逆流性食道炎改善プログラム」の著者・福辻鋭記氏からメルマガ配信のメールが届いた。内容は七つのポイントのおさらいである。(*は現状) (1)なにより食べすぎない *食べようと思っても「腹部膨満感」のため食べられない。食欲は以前の「三分の二」程度まで戻ったが、油断して食べ過ぎると「吐き気」におそわ... 続きをみる

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  • 「人間革命」(池田大作・聖教新聞社・2013年)の《疑問》・3

     「人間革命」(池田大作・聖教新聞社・2013年)全12巻は、日蓮の教義(法華経および御書)を《広宣流布》するために記された。だとすれば、その真髄である教えがどこかで説かれているはずだ。さまざまな出来事の描写に添えて、部分的に触れられることがほとんどであったが、第12巻「後継」の章では、その根本が... 続きをみる

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  • 「人間革命」(池田大作・聖教新聞社・2013年)の《疑問》・2

     この小説(?)に登場する主なる人物は、戸田城聖と山本伸一の二人だけである。前半は戸田の言動、後半は戸田の意を対した山本の活躍を中心に(主役として)描かれている。他の人物も登場するがほんの脇役、あるいは敵役に過ぎない。そしてこの二人の人物の性格は対照的だ。戸田は社交的で豪放磊落、親分肌で「竹を割っ... 続きをみる

  • 「人間革命」(池田大作・聖教新聞社・2013年)の《疑問》・1

     「人間革命」(池田大作・聖教新聞社・2013年)の第12巻までを読み終えた。昨年の秋、友人から第1巻を贈られたのをきっかけに、興味をそそられ、とうとう最終巻まで読み進んでしまった。どんなところに興味をそそられたか。①1945年から1960年頃までの出来事が描かれており、私の前半生を思い起こせたか... 続きをみる

  • 「逆流性食道炎改善プログラム」(福辻鋭記著・株式会社ダーザイン・2010年)の実践・1

     「逆流性食道炎改善プログラム」(福辻鋭記著・株式会社ダーザイン)の巻末には〈・本書は著作権上の保護を受けています。本書に(ママ)一部または全部について、許諾を得ずに無断複写、複製することはいかなる場合においても禁じられています。またインターネットなど、不特定多数の観覧が可能な場所において、公開す... 続きをみる

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  • 続・「私の仕事」

     昨年6月の「急性心筋梗塞」発症以来、まもなく11か月が過ぎようとしている。7月の退院後は「熱中症」「吐き気」「食欲不振」「体重減少」「逆流性食道炎」「脊柱管狭窄症」といった症状と向き合ってきた。体重は一時51㎏まで低下したが、漢方薬(「イスクラ健気丸」)の服用により、少しずつ食欲を取り戻し、現在... 続きをみる

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  • 憲法記念日

     今日は憲法記念日である。「日本国憲法」が施行されたのは1947年だから、爾来72年が経過したことになる。それ以前の「大日本国憲法」は1890年に施行、1947年まで57年間の存続であった。つまり「戦前」よりも「戦後」の期間が15年間も長くなり、今日を迎えているということになる。そして、「戦後」は... 続きをみる

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  • 芦野温泉(栃木県)

     先月の通院で、主治医は「一泊の温泉旅行、大丈夫です。海外旅行だってできますよ」と太鼓判を押したので、4月30日から一泊二日の温泉旅行に行ってきた。とはいえ、自発的な計画ではない。近くに住む友人から誘いがあったため、それに応じたのである。  集合は午前10時、目的地は栃木県那須の芦野温泉、交通手段... 続きをみる

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  • 再会

     小学校時代の旧友T君、M君と武蔵野線新松戸駅で合流、タクシーで北小金の本土寺に向かった。ちょうど1年前の今日は、T君の自宅に近い深大寺を訪れていた。1年ぶりの再会を果たすことができたのだが、Y君は鬼籍に入った。さびしさはぬぐえない。でも、まだK君は健在だ。11年前に脳梗塞で倒れ、車椅子の生活を余... 続きをみる

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  • 父のレコード・6・十五代目市村羽左衛門(1)

     二代目・市川左團次と並んで、よく「聞かされた」役者は、十五代目・市村羽左右衛門 であった。左團次の芸は、彼自身の実力に根ざした「個人芸」だったが、羽左右衛門の芸は、相手役者との「絶妙の間」(コンビネーション)が魅力であったと思う。  巷間にLPレコードが出回り始めた頃(昭和20年代後半)、父は初... 続きをみる

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  • 父のレコード・5・二代目市川左團次

     私の歌舞伎鑑賞は、小学生時代、父のレコードを「聞かされる」ことから始まった。したがって、舞台の映像ではなく、もっぱら役者の音声(口跡)を鑑賞したにすぎなかったのだが、耳にたこができるほど、何回も「聞かされる」ので、その印象は今でも心中・脳裏に強く刻まれている。登場する役者で最も思い出深いのは、二... 続きをみる

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  • 2019・駄句四句

    ■厳飾(ごんじき)にマーガレットも並び居り ■ 病癒え八十八夜の祝い酒 ■ 筍の皮の紅色思い出す ■ 飛び来たる蜂を呑み込む牡丹かな (2019.4.19)

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  • 「新元号」(令和)雑感・3

     4月1日に行われた新元号発表にかかわる【安倍総理冒頭記者会見】の光景は、まさにこれ以上の「嗤い話」はないというほどの《噴飯物》であった。  まず安倍首相が、以下のように「御託を並べる」。 《本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。新しい元号は「令和」(れいわ)であります。  これは「万葉集... 続きをみる

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  • 続・「病人」から「老人」へ

     今日は循環器内科の通院日である。先日、市保健所から「平成31年度高齢者肺炎球菌予防接種のお知らせ」が届き、接種を希望する場合「心臓血管系の疾患等を有する方」は「担当医に相談しなくてはならない」と記されてあった。私は同封の予診票に「希望します」と記入して、主治医の許可を求めたいと看護師に依頼、診察... 続きをみる

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  • 「新元号」(令和)雑感・2

     新元号が「令和」に決まったことで、《西暦から令和(レイワ・018)を引くと令和の年号になる》(から素晴らしい)という説が蔓延っているようだ。たとえば2020年は2020-018=2で令和2年、2025年は2025-018=7で令和7年というように・・・。要するに、令和を018と数字化すると、西暦... 続きをみる

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  • 安倍首相の《忖度》

     東京新聞4月6日付け朝刊(1面)のトップ記事は『塚田副大臣を更迭 「忖度」首相、擁護一転」という見出しであった。要するに《道路整備を巡り「安倍晋三首相や麻生太郎副総理(兼財務相)が言えないので、私が忖度した」と発言した問題の責任を取って辞任した》という内容である。安倍首相は3日前(4月3日)、衆... 続きをみる

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  • 脊柱管狭窄症・Ⅵ・治るかもしれない

     「急性心筋梗塞」で緊急手術を受け退院してから9か月が経過した。最近(といっても、ここ数日だが)、体調が「普通」の日が増えてきた。第一に「食欲」が出てきた。第二に足腰の「痛み」(脊柱管狭窄症による座骨神経痛)が軽くなってきた。特に、寝ているとき、あまり痛みを感じなくなってきた。その要因は何だろうか... 続きをみる

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  • 高校球児・「サイン盗み」

     昨日、「選抜高校野球大会」の決勝戦が行われ、愛知の東邦高校が優勝した。   ところで、私は9年ほど前に、以下の駄文を綴った。 ◆高校球児・帽子の被り方 連日、甲子園で展開されている高校野球のテレビを観ながら思うことがある。それは球児の「帽子のかぶり方」、ほとんどのチーム、ほとんどの選手が、帽子の... 続きをみる

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  • 「患者同盟」の設立を!

     高齢化社会とは、要するに「老人が犇めき合う社会」であり、街へ出れば杖をついた白髪頭の年寄りばかり、つねに病院は入院患者、外来患者で溢れている状態だということである。そんなおり、高齢者が考えなければならないことは何か。第一に、病気にかからないことだ。第二に、けがを負わないことだ。第三に、万一、罹患... 続きをみる

  • 「新元号」(令和)雑感・1

     新元号は「令和」になったそうだ。オソマツ!という他はない。「令」は「命令」の令であり、「令達」の令である。「律令」の「令」であり、「県令」の「令」である。「令夫人」「令嬢」「令兄」のように「よい」「立派な」という意味もあるが、総じて「いいつける」「広く知らしめる」「いましめ」「長(おさ)」といっ... 続きをみる

  • 気分のバロメーター

     気分のバロメーターを5段階評価で表すとすると、5は「爽快」、4は「快調」、3は「普通」、2は「不調」、1は「最悪」となるかもしれない。いうまでもなく気分は体調に左右されるので、体調の変化に伴い千変万化する。  「急性心筋梗塞」で緊急入院してから9か月が経過したが、退院後、気分が5になったことは一... 続きをみる

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  • 《新元号「安久」など回避方針》

        今日のYAHOOニュースに《新元号「安久」など回避方針》という見出しの記事が載っている。その内容は以下の通りである。 〈平成に代わる新しい元号について、政府は民間の元号予想ランキングで上位となっている案をなるべく避ける方針だ。4月1日の有識者による「元号に関する懇談会」などに提示するのは5... 続きをみる

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  • 大関・貴景勝の「武士道精神」

     一昨日(3月27日)、大相撲の関脇・貴景勝は大関昇進を伝えに来た使者に「武士道精神を重んじ・・・」という口上で応えたという。その意味を彼自身がどの程度理解しているかは判らないが、ずいぶんと思い切った「物言い」だと、私は思う。  武士道を表した「葉隠」で山本常朝は「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり... 続きをみる

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  • 父のレコード・4・軍国歌謡

     同じ松平晃が歌う「急げ幌馬車」「夕日は落ちて」の舞台は、明らかに「大陸」、満州であろう。いずれも大陸を放浪する旅鴉の心情を描いている。「夕日は落ちて」は芸者・豆千代とのデュエットだ。二人で「休めよ黒馬(あお)よ 今しばし 月が出たとて 匂うとて 恋しの人が 待つじゃなし 頼むはせめて そち一人」... 続きをみる

  • 父のレコード・3・「サーカスの唄」

     「サーカスの唄」の作詞は西條八十である。松平晃は冒頭の一節を「旅のつばくら 寂しかないか オレも寂しいサーカス暮らし」と歌っていた。「つばくら」とはツバメのことだが、ツバメは「つばくろ」という人の方が多い。どちらでもよいということだが、松平があえて少数派を選んだのはなぜだろうか。父もそのことをし... 続きをみる

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  • 父のレコード・2・「影を慕いて」

     父が遺したSPレコードを発売順に並べると以下の通りになる。 ■「東京行進曲」(佐藤千夜子)昭和4年・1929年 ■「紅屋の娘」(佐藤千夜子)昭和4年・1929年 ■「女給の唄」(藤本二三吉)(羽衣歌子)昭和5年・1930年 ■「唐人お吉小唄」(藤本二三吉)昭和5年・1930年 ■「唐人お吉の唄」... 続きをみる

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  • 父のレコード・1・「さのさ節」

     父が遺した本箱の上4段までは書籍が並んでおり、最下段(観音開き)には古いレコードが収納されている。最も古い物は満州から持ち帰ったSPレコード(端唄「さのさ節」「鬢ほつ」東京・小花)であろうか。他にも、長唄「菖蒲浴衣」「新曲浦島」「越後獅子」「時雨西行」、清元「十六夜清心」、新内「膝栗毛赤坂並木の... 続きをみる

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  • 友人A

     突然、中学・高校をともにした友人Aが横浜からやって来た。私が外出できないので「見舞い」に来たのだろう。私は「もう病人はやめて老人になるつもりだ」と言うと、うなずいて「それがいい」と言う。Aは都内の住宅地に永年住んでいたが、周囲に高層マンションが建ち始め、Aの自宅には全く陽が当たらなくなってしまっ... 続きをみる

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  • 父のアルバム・4

     2冊目のアルバム3ページ以降は、昭和26年4月、私が小学校に入学した(手製の)記念写真から始まる。私はそれまで母の実家である静岡の祖母宅で、母方の祖母、父方の祖母とともに過ごしていた。父の就職も決まったので、父方の祖母と私を引き取って、東京での生活を始めようとしたのだろう。とはいえ、住居は容易に... 続きをみる

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  • 父のアルバム・3

     父が遺したアルバムの2冊目には「昭和20年6月~昭和29年12月」というタイトルが記されている。この時期は私が生まれて0歳8か月から10歳2か月に相当する。案の定、最初の1ページは私の乳児期の写真4枚が貼られている。私は母の死後(昭和20年3月以後)、父も応召されたので、北京に在住する、(父の友... 続きをみる

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  • 「病人」から「老人」へ

     今日は亡母74回目の命日だ。ちょうど去年の今日、私は《「病む」ということ》という駄文を綴った。その結びは以下の通りである。 〈最近は、腰痛が拡大して、「歩行困難」になった。なぜか。まだ若いつもりで「歩き回った」からである。自業自得、私の身体が「しっぺ返し」をしたのである。「いい気になるな、おまえ... 続きをみる

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  • 脊柱管狭窄症・Ⅴ・続「MRI検査」

     今日は(3月12日)に受けた「MRI検査」の結果が判る日である。自宅付近に来る送迎バスに乗車して、○○中央病院に向かう。いつもの乗客は2~3人だが、今日はあちこちで手を挙げる人が多く、病院間近では満席になってしまった。こんな日もあるのかと驚いた。受付は9時45分、「5番の前でお待ちください」と言... 続きをみる

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  • 父のアルバム・2

     父は東京の大学(法科)を卒業後、高等文官試験を受けたが合格せず、満州に渡った。そのため、(タイトルに「昭和20年8月15日以前」と記された)父のアルバムの後半は、ほとんどが満州時代の写真で47枚ある。中には日本の写真もあるが、おそらく送られてきたものであろう。年月が記されているのは昭和12年8月... 続きをみる

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  • 父のアルバム・1

     押し入れに、父が遺したアルバムが20冊余りある。「昭和20年8月15日以前」というタイトルがつけられた1冊を取り出してみる。冒頭には着物姿の肖像写真、見知らぬ初老の男性だが、おそらく父の父(私の祖父)であろう。昭和3年8月30日に64歳で没している。私が生まれたのは昭和19年だから、その15年以... 続きをみる

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  • 脊柱管狭窄症・Ⅳ・「MRI検査」

     今日は○○中央病院で脊柱管狭窄症の「MRI検査」を受ける日だ。本来なら8か月前に受けるはずだったが、急性心筋梗塞を発症したために延び延びになってしまった。検査は17時からということで、受付は16時30分に指定されている。予約表の注意書きを見ると、金属類、ヒートテックの下着、湿布薬、エレキバンなど... 続きをみる

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  • 春一番

    ■ 病状記閉じる朝(あした)や春一番 (2019.3.11)

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  • ■じじい

     押し入れから高校時代の文集が出てきた。その中に、私の未熟な詩が載っている。 ■じじい あんなじじいに何ができるか 小さく禿げ上がった頭に しょうゆにつけた手ぬぐいをまきつけ 小さく弱くつるはしをふるう ぜいぜい口で息をしながら 目をしょぼつかせながら つるはしをふるう 昔盛り出した胸の筋肉も 今... 続きをみる

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  • 子どもたちの《未来》

     今から15年前、私は以下の駄文を綴った。 ■兄弟の死  愛くるしい二人の兄弟は、遂に逝ってしまった。児童相談所の所長は「助けてあげられなくてごめんなさい」と謝ったが、同時代に生きる大人たちのすべてが謝らなければならない、と私は思う。 それにしても、二人の兄弟はどうしてあのように「かわいらしい表情... 続きをみる

  • 「食欲が出ない」わけ

     福辻鋭記氏から《「食欲が出ない」という質問に回答します》というタイトルのメルマガ配信が届いた。そこには以下のような記述があった。 〈食欲がなくなるのは主に、薬の副作用からなのだとおもいます。薬は主に、胃酸が出るのを抑える働きがあるので、消化が悪く胃粘膜も荒れているのだと思います。まずは、薬の量を... 続きをみる

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  • 2019・駄句六句

    ■(正月の風景)福笑い見つめる猫の思案顔 ■(旧友を追悼)梅林にトツゼンノサヨナラをする人よ ■(プレバトのお題に寄せて)梅雨晴れて「拉致帰国号外」を待つ ■(プレバトのお題に寄せて)「帰国せり」号外を待つ新時代 ■(横田滋氏に寄せて)病室に春が来た号外まだか ■(現況)病室に春の訪れ暦そのまま ... 続きをみる

  • 「私の仕事」

     他人の人生に、私はつゆほどの関心もわかない。同様に、他人は私の人生に全く関心を寄せないだろう。したがって、私の人生は私だけのものに過ぎない。その人生も「終焉」を迎えているようだ。私の(母方の)祖母は98歳まで生きたが、米寿を過ぎたころ「わしゃあ、もう、飽いたよ」(私はもうこれ以上生きていくことに... 続きをみる

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  • 大衆演劇・「梅澤武生劇団」&「鹿島順一劇団」

     「梅澤武生劇団」の芝居に「二人団十郎」という演目がある。その筋書きは要するに、東北の田舎で市川団十郎を名乗る役者(梅澤富美男)と、本物の市川団十郎(梅澤武生)が対立する物語である。田舎の小屋主(梅澤智也)は先代の七回忌興業として、ともに先代が面倒を見た東北の団十郎と江戸の団十郎の競演を試みる。そ... 続きをみる

  • 「脊柱管狭窄症」・Ⅲ・《痛みナビ体操》

     昨年6月25日に「急性心筋梗塞」を発症してから、8か月が経過した。現在、「循環器内科」の検査結果は「順調」であり異状は認められない。しかし「自覚症状」は依然と持続している。第一に、食欲減退。食べられる量は以前の半分程度であり体重は10キロ近く低下、52キロを割りつつある。体力も不足気味で、朝8時... 続きをみる

  • 「脊柱管狭窄症」・Ⅱ・再診

     午前9時過ぎ、自宅近くまで来る○○中央病院の送迎バスに乗車、整形外科を受診する。バスは迂回に迂回を重ね、9時50分に病院到着、受付を済ませるとただちに脊柱のレントゲン撮影。それを済ませて診療室の前で待機。1時間ほどすると看護師が来て「腰部のレントゲンも撮ってきてください」。再びレントゲン室へ、待... 続きをみる

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  • 「脊柱管狭窄症」・Ⅰ・再発

     昨年6月末の「急性心筋梗塞」発症以来、まもなく8か月が過ぎようとしている。「体調は徐々に回復し、通常の生活が送れるようになった」と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。長く続いた不快感(吐き気、腹部膨満感、息切れ、胸痛)は軽減しつつあるが完全に消失したとはいえない。加えて、ほぼ6か月間消失し... 続きをみる

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  • 「死ぬ」ということ・3・《また「振り出し」へ》

     もうすぐ春だ。でもこの冬は、友人、知人、同世代を生きた知名人たちが「バタバタ」と斃れて逝った。これまでの「三人称の死」(他人の死)が、「二人称の死」(身近な君の死)になり、やがて「一人称の死」(私の死)になるはずだが、まだ(遺書を除いて)「自分の死」を記した人はいない。記そうにもその能力が喪失し... 続きをみる

  • 「いい数字出るまで測る血圧計」(サラリーマン川柳・入選作)

     サラリーマン川柳の入選作に「いい数字出るまで測る血圧計」という秀作があった。まさに私にぴったりの句で、「よくぞ(私の思いを)詠ってくださった」と感謝している。血圧測定は朝夕の日課になっているが、昨日の朝は最高131 最低92 脈拍87を皮切りに、測れば測るほど上昇、ついに最高154 最低113 ... 続きをみる

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  • 昭和の歌謡曲・4・《作詞家・横井弘の「名品」》

     昭和男の哀しみを女々しく詠った代表は古賀政男だった。曰く「身は焦がれつつ忍び泣く」(「影を慕いて」1932年・昭和8年・歌・藤山一郎)。その伝統を戦後まで引き継いだのは高野公男と星野哲郎だったか。 高野は「別れの一本杉」(1955年・昭和30年・歌・春日八郎)で「泣けた泣けたこらえきれずに泣けた... 続きをみる

  • 「死ぬ」ということ・2・《悲報》

     つい1か月前(1月9日)、私は〈そうか、そうか、K君は健在か、訃報は無しか!私は「一気に」元気を取り戻した。K君も(元気とはいえないが)生きている、オレだって「もう少し」がんばらなければならない。そしてK君と再会したい。でもそれは無理だろう。お互いに年を取り過ぎた。今はただK君の健在を寿ぎ、「あ... 続きをみる

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  • 「死ぬ」ということ・1・《「トツゼンノサヨナラ」》

     一昨日、H先生の訃報が舞い込んだ。まさに「トツゼンノサヨナラ」で、私は絶句した。と言うのも、つい1か月余り前(12月15日))、私はH先生と酒席をともにしていたからである。ただし、病身の私は日本酒を五勺ほど舐め、H先生は焼酎のお湯割りに梅干しを入れ、3合ほど飲み干し帰路についたほどのことに過ぎな... 続きをみる

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  • 「リリカカプセル25mg」

     ちょうど1か月前(2018年12月25日)、私は以下のように綴った。 <要するに、主治医の診断は「異状なし」ということである。だとすれば、毎日生じている様々な不快感の原因は何だろうか。少なくとも「循環器系」の疾患ではないということになる。また「胃カメラ検査」の結果からは「逆流性食道炎」かもしれな... 続きをみる

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  • 「国技・大相撲」の終焉

     これまで連勝を重ねてきた横綱白鵬は、こともあろうに負傷再出場の御嶽海に対して「なすすべもなく」押し出された。付け人の肩を借りて花道を引き上げる御嶽海の姿を見ると、この勝負「はじめから決まっていた」と感じてしまう。明らかに横綱白鵬の「気力」は不十分、「わざとまけ」の典型であった。  昨年秋の「貴乃... 続きをみる

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  • 漢方薬「イスクラ開気丸」

     「逆流性食道炎」による不快感(吐き気、腹部膨張感、食欲不振、便秘)には「イスクラ開気丸」という漢方薬が効くという情報を得たので、市内の漢方薬局4店に電話で問い合わせた。1店目はデパート7階にある漢方プティック、若い店員(男性)が出て、「イスクラは扱っていません」、2店目は大正12年創業の老舗薬局... 続きをみる

  • 一難去ってまた一難

     まったく人間の身体とはよくできたもので、3日前(抜歯の抜糸により)「身体的故障」はなくなったと記したかと思えば、何と何と、ほぼ10か月前に発症した「脊柱管狭窄症」が再発しようとは・・・。昨日から右腰に疼痛が生じていたが、今日は持続歩行がかなり困難になってきた。昨年の「急性心筋梗塞」の発症より3か... 続きをみる

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  • 南無妙法蓮華経

     抜歯の抜糸も終了し、後は入れ歯を装着することになったので、当面の「身体的故障」はなくなった。でも吐き気、胸やけ、息切れ、動悸などによる不快感、長時間の起居や外出による疲労感・倦怠感は相変わらず持続している。そんな現状を知った旧友から電話が入った。「検査結果に異状はないか」「ない」「それでもシンド... 続きをみる

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  • 朗報

     私は出席できなかったが、昨年の10月に小学校のクラス会が行われた。その席で、K君の訃報が届けられたことを知り、私は〈・・・高校、大学まで一緒に過ごした親友も鬼籍に入ってしまった。たしか2年前までは顔を見せていたのに・・・。「今度は自分の番か」と覚悟を決めざるをえない・・・〉と綴ったが、何と!、そ... 続きをみる

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  • 抜歯

     自宅近くのデンタルクリニックで左下奥歯を抜いた。血液サラサラの薬を飲んでいるので、医師は極めて慎重である。「今日の気分はどうですか。血圧は高くありませんか?」「気分は普通です。血圧は120程度です」「では左下の奥の歯を抜きましょう」。抜かなければ、今後も虫歯が悪化してさらに症状が重くなるというこ... 続きをみる

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  • 「・・・半分死んでいる」

     午後5時からNHKテレビ「篠田桃紅105歳を語る 衰えても日々新たなり」を観た。 ウィキペディア百科事典で「篠田桃紅」と検索すると、以下の記事が載っている。 〈篠田 桃紅(しのだ とうこう、本名:篠田 満洲子、1913年(大正2年)3月28日 - )は、日本の美術家・エッセイスト。映画監督の篠田... 続きをみる

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  • たまには「良いとき」もあるかもしれない

     ようやく2019年に辿り着いた。それにしても、この「年の瀬」を渡り切るのはしんどかった。除夜の鐘が鳴り終わる頃、突然、吐き気が押し寄せる。続いて動悸と息切れ、さらに胸痛・・・。原因はわかっている。「逆流性食道炎」と「肋間神経痛」に違いない。ひたすら「内関」「げき門」「大陸」「老宮」といったツボを... 続きをみる

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