梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

「リリカカプセル25mg」

 ちょうど1か月前(2018年12月25日)、私は以下のように綴った。
<要するに、主治医の診断は「異状なし」ということである。だとすれば、毎日生じている様々な不快感の原因は何だろうか。少なくとも「循環器系」の疾患ではないということになる。また「胃カメラ検査」の結果からは「逆流性食道炎」かもしれないが、それ以上のことはわからない。先月末には泌尿器科の血液検査(PSA検査)も受けているので、来月末にはその結果が判明する。楽しみに待つことにしよう。>
 そして今日は通院日、泌尿器科血液検査(PSA検査)の結果がわかる日である。測定値は1.57で「異状なし」他の生化学報告書でもLDH, GOT, GPT、ALP, GTP、尿素窒素、クレアチニン、ナトリウム、カリウム、クロールの値は正常範囲内であり、「異状なし」ということであった。
 10日ほど前から「間欠性跛行」が再発していたので、さらに整形外科を受診した。レントゲン検査の結果を見て、若い医師は「第3腰椎に“すべり”が見られます。まだ手術の必要はありません。服薬して様子を見てください。症状に変化はないかもしれませんが、副作用を調べたいと思います」と言い、「リリカカプセル25mg」という薬を1週間分処方した。しかし「1週間後にまた来てください」と強調しなかったことが不思議だった。薬の説明文書を見ると「病気そのものを治すものではなく、いろいろな症状や苦痛をやわらげる薬」だということ、主な副作用は「不眠、めまい、頭痛、眼のかすみ、物が二つに見える、視力低下、便秘、吐き気、腹痛、嘔吐、発疹、むくみ、口渇、疲労、うまく歩けない、顔面のむくみ、体重増加等」と記されていた。なるほど、痛みは軽減されるかもしれないが、それ以上のリスクを伴うということか・・・。細心の注意を払いながら服薬を試みるが、この薬に頼っても解決はしない。病気を治すためには、やはり、大学病院のリハビリセンターに通った方がよいことがわかった。
 「逆流性食道炎」による吐き気は、「イスクラ開気丸」のおかげでかなり治まったような気がする。あとは「間欠性跛行」の改善をめざばよい。そのために自分でできることは自転車の「ペダル漕ぎ」、20分間持続をめざしてみよう。
(2019.1.25)