梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

続・「私の仕事」

 昨年6月の「急性心筋梗塞」発症以来、まもなく11か月が過ぎようとしている。7月の退院後は「熱中症」「吐き気」「食欲不振」「体重減少」「逆流性食道炎」「脊柱管狭窄症」といった症状と向き合ってきた。体重は一時51㎏まで低下したが、漢方薬(「イスクラ健気丸」)の服用により、少しずつ食欲を取り戻し、現在ではほぼ53㎏前後まで快復した。「脊柱管狭窄症」による「間欠跛行」は、酒井慎太郎氏の「仙腸関節ストレッチ」により20分程度の持続歩行が可能になってきた。循環器内科の検査(心電図・血液)結果も特段の異状は認められない。毎日の血圧測定は135/85mmHg未満の状態が続いている。したがって、ようやく「健康が回復した」といえるようだが、これからは、またまた「災害並みの酷暑」がやってくることは必定、油断は大敵なのである。この1年で、親しい人三人が他界した。次は私の番であってもおかしくない。その覚悟を決めて生きることが大切だ。残された「仕事」は山積しているが、若いときのようには捗らない。一つ一つ、焦らずに取り組もう。
 その「仕事」の一つは、不快感の克服だ。食欲は取り戻したが「吐き気」「胸焼け」は根強く残っている。とりわけ早朝の空腹時が激しい。「左胸の違和感」も消失しない。これらは、多分「逆流性食道炎」に「肋間神経痛」の症状が加わっているのだろう。いずれも、「自分で治す」ほかはない。(2019.5.11)