梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

「脊柱管狭窄症」・Ⅰ・再発

 昨年6月末の「急性心筋梗塞」発症以来、まもなく8か月が過ぎようとしている。「体調は徐々に回復し、通常の生活が送れるようになった」と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。長く続いた不快感(吐き気、腹部膨満感、息切れ、胸痛)は軽減しつつあるが完全に消失したとはいえない。加えて、ほぼ6か月間消失していた「脊柱管狭窄症」の痛み(右臀部、右脚部)が1月に再発、その対応に苦しんでいる。もともとは、それによる「間欠跛行」を訴えて〇〇中央病院整形外科を受診、MRI検査を受ける予定だったが、その前に(「急性心筋梗塞」の緊急手術のため)大学病院に入院、主治医からは「退院後も、しばらくはMRI検査を見合わせるように」と指示があった。その後、心臓リハビリのため1日5000歩を目指した歩行訓練も重ねてきた。この間(昨年7月から今年1月までの半年間)「脊柱管狭窄症」の症状(間欠跛行)は全く出なかった。なぜだろうか。ほぼ10日間の「入院生活」(安静)を送ったためだろうか。誰も教えてくれないので、自分で考えるほかはない。福辻鋭記氏は「身体が痛いときは、無理に動いてはいけない。安静にしなさいという信号を出しているのだから・・・。痛み止めもブロック注射も、一時の痛みを消すだけで、病因を取り除いたわけではない」と述べている。そして数種類のエクササイズ(ストレッチ)を提唱している。そのいくつかを私も実践しているが、まだ効果は現れない。さらに(すでに購入済みの)「脊柱管狭窄症克服マガジン・腰らく塾」を引っ張り出し、効くといわれる漢方薬(「牛車腎気丸」「ヨクイニン湯」)やサプリメント(「プロテオグリカン」)を(主治医の許可を得て)試みているが、その効果も不明である。
 ということで、また「振り出し」に戻り、当初の〇〇中央病院整形外科を受診することにする。その結果が吉と出るか凶と出るか、楽しみである。
(2019.2.21)