【劇団 座・笑泰夢】(総座長・見海堂駿)〈平成20年10月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 私は、若き日の「見海堂俊」(当時30歳)を知っている。「劇団ママ」(座長・若水照代)の林友廣(当時22歳)、「劇団見城」の見城たかし(当時28歳)、「劇団わかば」(座長・若葉しげる)の若葉愛(当時28歳)、「里... 続きをみる
大衆演劇のブログ記事
大衆演劇(ムラゴンブログ全体)-
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【劇団大川】(座長・椿裕二)〈平成21年7月公演・大宮健康センターゆの郷〉 座長・椿裕二は、初代・大川竜之助がもうけた四兄弟の中の一人、長兄は大川龍昇(二代目・大川竜之助)、末弟は三代目・大川竜之助であり、間に紅あきら、椿裕... 続きをみる
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【藤千代之助劇団】(座長・藤千代之助)〈平成20年7月公演・大宮健康センター〉 午後1時30分から、大宮健康センター湯の郷で大衆演劇観劇。「藤千代之助劇団」(座長・藤千代之助)。劇団紹介のパンフレットがないので、劇団、座長のプロ フィールはわからない。口上を通してわかったことは、①九州演劇協会(... 続きをみる
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【劇団ふじ】(座長・藤仙太郎)〈平成20年7月公演・川越三光ホテル・小江戸座〉 「劇団紹介」によれば〈プロフィール 劇団ふじ 九州演劇協会所属。昭和50(1975)年、初代・藤ひろしが創立。長谷川武弥座長(「長谷川武弥劇団」)、藤千代之助座長(「藤千代之助劇団」)、三代目・藤ひろしなどが歴代の座長... 続きをみる
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【劇団朱光】(座長・水葉朱光)〈平成20年5月公演・東京・立川大衆劇場・至誠座〉 「演劇グラフ」の案内を見ると、立川大衆劇場の来月は「休演予定」とある。私はこれまで4回そこを訪れたが、観客数が10人を超えることはなかった。とうとう小屋をたたむことになったのか、そう思うと、「もう一度、今のうちに、観... 続きをみる
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【樋口次郎一座】(座長・樋口礼二郎)〈平成21年9月公演・ゆうパークおごせ〉)。 「演劇グラフ」(vol99・2009・9) によれば、〈樋口次郎一座 「樋口... 続きをみる
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【中村錦十喜劇団】(座長・中村錦十喜)〈平成21年9月公演・千代田ラドン温泉〉 座長の話(口上)からわかったことは以下の通りである。①座長は昭和31年、長... 続きをみる
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【劇団 新生紅】(座長・紅大介)〈平成22年4月公演・大衆劇場仏生山・香川〉 この劇団の舞台は初見聞だが、座員の中に名優・見城たかしがいる。数年前には、「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)の後見として活躍していたが「引退」、惜しい役者がまた一人減ったと思いきや、文字通り「新生紅」という劇団で不死鳥のよ... 続きをみる
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【浪花劇団】(座長・近江新之介)・〈平成22年1月公演・大井川娯楽センター〉 座長の近江新之介は(私が愛好する)「鹿島順一劇団」の実力者・蛇々丸の弟ということで、かねてから見聞したいと思っていた。場所も、由緒ある東海地方娯楽の殿堂、役者も舞台も「絵になるのでは」と、胸ふくらませて参上してみれば、ま... 続きをみる
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【劇団都】(総座長・都京太郎)〈平成23年9月公演・小岩湯宴ランド〉 「湯宴ランドニュース」(2011年9月 Vol.7)には以下の記事があった。〈劇団都 総座長・都京太郎 座長・都京弥 座長・藤乃かな 平成元年5月に旗揚げした人気劇団です。「忠臣蔵」など、侍物のお芝居が十八番で、舞踊ショーも見ご... 続きをみる
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【筑紫桃太郎一座・花の三兄弟】(座長・筑紫桃之助)〈平成22年5月公演・浜松バーデンバーデン健康センター〉 JR浜松駅... 続きをみる
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【劇団KAZUMA】(座長・藤美一馬)〈平成20年6月公演・横浜三吉演芸場〉 入場料を払おうとすると、玄関ロビーはいつもと違い、外国人の若者で「ごった返していた。今日は込んでいるのかなと一瞬思ったが、さにあらず、彼らはカナダからの大学生で総勢約20名、教授とおぼしき中年女性が引率して見学に来た模様... 続きをみる
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【不二浪劇団】(座長・瀬川伸太郎)〈平成20年9月公演・秋田こまち健康ランド〉 「劇団紹介」によれば、〈不二浪劇団 不二浪企画所属。平成8(1996)年、現太夫元・不二浪新太郎(初代・瀬川伸太郎)から、現座長・二代目瀬川伸太郎へと受け継がれる。関東を中心に活動をしているが、平成15(2003)年の... 続きをみる
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【劇団美川】(座長・美川麗士)〈平成20年9月公演・初日・横浜三吉演芸場〉 「劇団紹介」によれば〈プロフィール 劇団美川 関西大衆演劇親交会所属。平成8(1996〉年2月1日創立。美川麗士座長を中心に、「新派でも歌舞伎でもない独創的な世界」を目指して活躍中。座長の実妹・美川竜、娘の花形・美川麗、... 続きをみる
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【黒潮劇団】(座長・黒潮幸次郎)〈平成22年4月公演・横浜三吉演芸場〉 この劇団は以前、大宮健康センター湯の郷の舞台を見聞したことがある。その時は、なぜか客筋との呼吸が合わず、「大入り」の数も少なくて「不況のまま」終わったような... 続きをみる
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【劇団秀】(座長・千澤秀)〈平成22年4月公演・千代田ラドン温泉センター〉 芝居の外題は「大江戸の屋根(空?)の下」。筋書は大衆演劇定番の兄弟物、早くに親を亡くし、これまで助... 続きをみる
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【劇団富士川】(座長・富士川竜二)〈平成22年4月公演・大宮健康センター湯の郷〉 劇場案内パンフレットには以下のように書かれている。〈劇団富士川 座長・富士川竜二 生年月日(秘密)出身地:福岡県 血液型:A型 抱き子より舞台に立ち6歳より学業に専念。17歳でいくつかの仕事を、経験しのち、再び役者へ... 続きをみる
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【伊達隆義劇団】(座長・伊達隆義)〈平成20年6月公演・新潟三条東映〉 「劇団紹介」によれば〈プロフィール 伊達劇団 演友会所属。平成10(1998)年創立。「みんなで楽しく」というのがモットーで、誰が一番というわけではなく、みんなで作っていくという劇団。劇団員みんなが、ざっくばらんでフレンドリー... 続きをみる
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【まな美座】(座長・島崎寿恵)〈平成20年4月公演・茨城・千代田ラドン温泉〉 午前9時自宅発。柏、我孫子、取手を経て、10時20分頃、土浦着。「千代田ラドン温泉センター」に電話したが通じない。たしか、東口から送迎バスが出ていると聞いていたので、とりあえず東口のロータリーに行ってみると、今まさに「千... 続きをみる
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【劇団炎舞】(座長・橘炎鷹)〈平成22年3月公演・横浜三吉演芸場〉 劇団員は、座長・橘炎鷹を筆頭に、責任者・橘魅乃瑠、男優・橘もんた、橘秀之介、橘竜之介、橘光之介、橘テン(、)之介、橘進一、女優・橘喋々、橘ぼたん、新野瑛己といった面々で、「役者に不足はない」。芝居の外題は「男の純情」。筋書は大衆... 続きをみる
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【劇団東雲】(座長・東雲長次郎)〈平成20年7月公演・・岩瀬城総合娯楽センター〉 劇団紹介によれば〈プロフィール 劇団東雲 九州演劇協会所属。昭和63(1988〉年創立。父(初代・東雲長次郎)が創立した舞台の情熱を、母(太夫元・東... 続きをみる
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【劇団夢舞倶羅】(座長・高峰調士)〈平成21年11月公演・千代田ラドン温泉センター〉 前回の見聞では、大座長・高峰調士(前・南條時宏)の出演が、舞踊ショーのラスト前、個人舞踊(年輪・唄北島三郎)のみだったので、たいそうさびしい思いをし... 続きをみる
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【劇団紀伊国屋】(座長・澤村慎太郎)〈平成22年2月公演・尼崎満座劇場〉 この劇団の総帥は紀伊国屋章太郎、私にとっては「かつての澤村千代丸」に他ならず、その舞台姿を二十年ぶりに見聞できたことは望外の幸せであった。のみならず(加え... 続きをみる
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【劇団天華】(座長・澤村千夜)〈平成21年5月公演・ゆうパークおごせ〉 劇団紹介」によれば〈プロフィール 劇団天華 平成20(2008)年2月に、澤村千夜座長がヘルス共和国Z(広島県)にて旗揚げ。劇団名は「やるからには一番をめざして」という座長の思いが込められている。座長を中心に若手、ベテランが... 続きをみる
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【玄海竜二一座】(座長・玄海竜二)・〈平成22年8月公演・大阪朝日劇場〉 案内チラシには「待ってました!朝日劇場に初お目見え!玄海竜二」という文字が刷り込まれている。斯界日本一の劇場で、九州随一の旅役者が演じる舞台はさぞかし充実しているだろうと、胸躍らせて赴いた。芝居の外題は「男十三夜」。聞けば玄... 続きをみる
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【劇団錦】(座長・錦はやと)〈平成21年5月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 ここの劇場は、「客の入り」が「不安定」という特徴がある。付属施設は「ホテル」「プール」等で、どちらかといえば「スポーツクラブ」風、およそ「下町の大衆... 続きをみる
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【劇団光栄座】(座長・滝夢之助)〈平成21年5月公演・つくば湯ーワールド〉 芝居の外題は「地蔵の卯之吉」。大衆演劇の定番。見せ場は卯之吉(座長・滝夢之助)と侠客・小金井小次郎(初代・姫川竜... 続きをみる
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【劇団武る】(座長・三条すすむ)〈平成20年2月公演・浅草木馬館〉 昨日に引き続き「劇団武る」を観る。芝居は「かんぱち・身代わり仁義」、創作舞踊は「片割れ月夜」。昨日の座長の口上では「面白... 続きをみる
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【南條光貴劇団】(平成20年4月公演・「岩瀬城総合娯楽センター」) プログラムは第一部「ハルキの女」、第二部「おみつかんざし」、第三部「舞踊ショー」。私の目的は、第一部「ハルキの女」を観ることが第一、女優・光城直貴の舞台を確認することである。「ハルキの女」は、大衆演劇屈指の傑作、私は「鹿島順一劇... 続きをみる
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【新演美座】(座長・旗丈司)〈平成20年1月公演・柏健康センターみのりの湯〉 劇団紹介のパンフには「プロフィル・東京大衆演劇協会所属。前身である「演美座」は東京を中心に絶大なる人気を誇った劇団。平成15年1月に劇団名を「新演美座」と改め、座長・旗丈司と二代目座長・小林志津華を中心に活動。その斬新か... 続きをみる
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【劇団サキガケ】(座長・南條時宏)<平成20年3月公演・立川大衆劇場> JR中央線・立川駅の周辺は人混みでごった返していた。大きなビルが林立し、大型量販店、ファーストフードのチェーン店などが目白押し、日曜日の夕方ということもあって、若者のグループ、家族連れが思い思いの時間を過ごしている。しかし、そ... 続きをみる
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【里見劇団進明座】(座長・里見要次郎)〈平成20年7月公演・浅草木馬館〉 「劇団紹介」のキャッチフレーズには〈粋な立ち役、妖艶な女形で魅せます!! 大衆演劇界の先を行く、「里見劇団進明座」が繰り広げる本格派の舞台。大正6(1917)年に創立された老舗劇団。昭和56(1981)年に座長を襲名以来、... 続きをみる
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【伍代孝雄劇団】(座長・伍代孝雄)<平成20年1月公演・大阪浪速クラブ> 中高年女性に人気のある大規模劇団、役者の数が多く、1回見ただけでは芸名・顔を覚えられなかった。座長の他、一人だけ記銘できたのは伍代瑞穂、「三枚目」を達者に演じた中堅だったと思う。「芝居」の筋書は、間違いを犯して旅に出た兄弟分... 続きをみる
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【剣戟はる駒座】(座長・津川竜)<平成19年12月公演・十条篠原演芸場> 1 開幕前の「若手」(子役)紹介は、劇団員と観客の交流を深めることができ、すばら しい企画だと思う。今日の舞台で「どんな役を演じるか」「どんな舞踊 に登場するか」 「決意」など、できれば本人の口から、(一言づつでも)披露すれ... 続きをみる
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【劇団美山】(座長・里美たかし)<平成20年2月公演・佐倉湯パラダイス> 「劇団紹介」によれば、「プロフィル:平成9(1997)年1月、ユーユー・カイカン(三重県)にて、当時11歳だった里美たかし座長が旗揚げ。若き座長・座員たちを、映画や故・藤山寛美のもとで修行を積んだ太夫元・美山昇二郎と責任者・... 続きをみる
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【白富士劇団】(座長・白富士一馬)〈平成20年4月公演・郡山・東洋健康センター〉 郡山着10時16分。「東洋健康センター」に電話すると、送迎バスは午後5時15分まで運行しないとのこと、路線バスで行く。11時45分発、磐梯熱海行きのバスで「店卸し団地入り口」で下車(バス代510円)。徒歩100メート... 続きをみる
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【章劇】(座長・澤村章太郎)〈平成21年3月公演・小岩湯宴ランド〉 午後1時30分から小岩湯宴ランドで大衆演劇観劇。「章劇」(座長・澤村章太郎)。「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 章劇 東京大衆演劇劇場協会所属。 澤村章太郎座長が、平成12(2000)年旗揚げ。澤村章太郎座長と澤村蓮副座長が... 続きをみる
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【劇団竜之助】(座長・三代目大川竜之助)〈平成20年10月公演・東京浅草木馬館〉 劇団紹介によれば、〈プロフィール 劇団竜之助 平成15(2003)年1月創立。所属はフリー。故・初代大川竜之助の四男、三代目大川竜之助が、独立して旗揚げ。ほぼ全員がまったくの舞台経験未経験者であったが、猛烈な稽古を... 続きをみる
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【南劇団】(座長・南竜花、南龍弥)〈平成20年7月公演・宮城・青根温泉・「流辿」〉 座長は兄の南龍弥、妹の南竜花の二人、副座長は座長の妹・寿純、劇団責任者は座長の母(南サヤカ?)、父(南リュウホウ))、竜花座長の娘(南ユキ・5歳)、他... 続きをみる
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【劇団花車】(座長・姫京之助・姫錦之助)〈平成21年2月公演・浅草木馬館〉 劇団紹介によれば、〈プロフィール 劇団花車 九州演劇協会所属。昭和61(1986〉年、初代・姫川竜之介の長男・姫京之助が旗揚げ。劇団名は、故・藤山寛美より贈られたもの。伝統を踏まえながら、常に時代の流れを敏速にキャッチ。... 続きをみる
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【橘小竜丸劇団】(座長・橘小竜丸)〈平成20年8月公演・川崎大島劇場〉 日曜日の夜とはいえ、客席はほぼ満席であることに驚嘆した。この劇場には、何回も通っているが、観客数はつねに10人前後、多いときでも30人を超えることはなかった。劇場の風情は、立川大衆劇場に「酷似」、どこか「侘びしげな」佇まいが... 続きをみる
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大衆演劇・劇団素描「新星劇豊島屋虎太朗劇団】(座長・豊島屋虎太朗)
【新星劇豊島屋虎太朗劇団】(座長・豊島屋虎太朗)〈平成22年8月公演・大阪梅南座〉 座長の屋号は「てしまや」と読む。インターネットで「新星劇」と検索すると「てしまや虎太朗」というページが出てきた。その「座員連名」には、座長・新導かずや、とある。ではいったい、てしまや虎太朗と新導かずやとの関係は?「... 続きをみる
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大衆演劇・劇団素描「新星劇大導寺劇団」(座長・大導寺はじめ)
【新星劇大導寺劇団】(座長・大導寺はじめ)〈平成21年8月公演・岩瀬城総合娯楽センター〉 この劇団を紹介した特集記事が『演劇グラフ』(vol73・2007jul)に... 続きをみる
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【森川劇団】(座長・森川凜太郎)〈平成20年11月公演・浅草木馬館〉 「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 森川劇団 創立は大正初期。関東出身だが、現在は主に関西で活躍。所属はフリー。二代目 森川長二郎(現・座長 森川凜... 続きをみる
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【春陽座】(座長・澤村心)〈平成21年1月公演・東京浅草木馬館〉 この劇団は、平成19年8月に東京浅草木馬館で見聞済み。当時の「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 春陽座 平成16(2004)年8月1日、ユラックス(三重県)にて旗揚げ。劇団名の「春」は、澤村新吾座長の母・春代に由来し、また春の日... 続きをみる
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大衆演劇・劇団素描「劇団扇也」(座長・三河家扇弥・仁蝶拓也)
【劇団扇也】(座長・三河家扇弥、仁蝶拓也)〈平成21年7月公演・千代田ラドンセンター〉 午後1時過ぎに劇場到着。芝居の外題は「新・弁天小僧菊之助」だったが、開演は... 続きをみる
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【劇団 新】(座長・龍千明)〈平成20年7月公演・小岩湯宴ランド〉 劇団紹介」によれば〈プロフィール 劇団新 東京大衆演劇劇場協会所属。昭和61(1986)年10月、龍千明が座長として「劇団炎」を旗揚げし、その後、平成5(1993)年1月1日、「劇団新」として再出発した。座長が1年半ゲスト時代に... 続きをみる
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【桑田劇団】(座長・桂木昇)〈平成20年1月公演・川崎大島劇場〉 午後6時から大島劇場観劇(観客数15)。「桑田劇団」(座長・桂木昇)、座員は桂木昇を筆頭に、太夫元・桑田淳、三門扇太郎、中村駒二郎、山下久雄、桑田千代、桑田幸衣、音羽三美、ベビーゆきお(子役)、友情出演・雪松こずえ、という面々であっ... 続きをみる
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【座KANSAI】(座長・金沢つよし)・〈平成23年11月公演・小岩湯宴ランド〉 この劇団の舞台はほぼ2年前に、浅草木馬館で見聞済み。その時は、関東初公演(?)だったか・・・。客との呼吸が「今一息」合わず、いわば「不入り」状態であった。座長曰く「まだまだ私自身の力不足。勉強して出直して参ります」。... 続きをみる
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【劇団 松】(座長・桂木祐司)〈平成20年9月公演・小岩湯宴ランド〉 「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 劇団松 「演美座」(現在の「新演美座」の前身)にいた松川友司郎(現太夫元)が、昭和55年(1980年)に独立して旗揚げ。平成12(2000)年、息子である桂木祐司が座長となり、現在に至る。芸... 続きをみる
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【ひと丸劇団】(座長・市川ひと丸)〈平成23年6月公演・千代田ラドン温泉〉 私は先月、佐倉湯ぱらだいすで「劇団花組むらさき」(組長・南條すゝむ)の舞台を見聞したが、座長・市川ひと丸は、南條すゝむの実子とのこと、双方の舞台を見比べたいという思いで来場した。舞台は初日、劇団も「御当地初お目見え」、私も... 続きをみる
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【竜劇隊】(座長・木内竜喜)〈平成21年12月公演・まんてん星の湯三国館〉 昨日に引き続き、猿ヶ京温泉・まんてん星の湯三国館で大衆演劇観劇。「竜劇隊」(座長・木内竜喜)。座長・木内竜喜の師匠は、「大衆演劇界の中の座長の中の座... 続きをみる
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【小林劇団】(座長・小林真)〈平成25年10月公演・湯ぱらだいす佐倉〉 私がこの劇団の舞台を、前回見聞したのは平成23年1月、今から1年8か月前であった。その時の感想は以下の通りである。〈私がこの劇団を初めて見聞したのは、3年ほど前であったろうか、今は閉鎖されている浅草大勝館の舞台であった。父(太... 続きをみる
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【新川劇団】(座長・新川博也)〈平成22年10月公演・小岩湯宴ランド〉 芝居の外題は「原爆の子」。開幕直後の舞台背景には、昭和20年8月6日、広島に原爆が投下されたニュース写真が映し出され、登場するのは、血だらけ傷だらけ、衣服はボロボロ、立っているのがやっと、といった「この世のものとは思えない」被... 続きをみる
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【劇団颯】(座長・颯馬一気)〈平成22年9月公演・小岩湯宴ランド〉 芝居の外題は「天保水滸伝・笹川の花会」。筋書は、先代(二代目)玉川勝太郎の浪曲通り。幕開け、冒頭の場面。笹川一家の若い衆・小南の正助が飯岡一家にやって来た。迎えに出たのが洲崎の政吉(副座長・颯馬まさき)で、花会のちらしと手土産を受... 続きをみる
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【劇団春】(座長・二代目姫川竜之助)〈平成22年11月公演・小岩湯宴ランド〉 午後1時30分から、小岩湯宴ランドで大衆演劇観劇。「劇団春」(座長・二代目姫川竜之助)。この劇団は、九州屈指の人気劇団「劇団花車」(座長・姫京之助)、初代姫川竜之助が後見を務める「劇団光栄座」(座長・滝夢之助)とは、座長... 続きをみる
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【劇団 勇舞】(座長・南條龍法)〈平成20年7月公演・九十九里「太陽の里」〉 座員は、二代目・中村時太郎、若手・ミナミヒメヤ、女優・ツシマミヤビ、一條ミユキ、子役・三条キラ、マスコット・ベビー時丸といった面々で、実力は「水準」並と... 続きをみる
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【長谷川武弥劇団】(座長・長谷川武弥)〈平成20年4月公演・小岩湯宴ランド〉 「劇団紹介」によれば「プロフィル 長谷川武弥劇団 九州演劇協会所属 長谷川武弥座長と愛京花座長、そしてほとんどが十代というフレッシュな座員たちが、一丸となって繰り広げる若々しく元気いっぱいの舞台は、まさに大衆演劇界の癒し... 続きをみる
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【劇団 菊】(座長・菊千鶴)〈平成20年4月公演・立川大衆劇場〉 午後6時、立川大衆劇場に到着、木戸口で入場料を払おうとしたら、小屋のおじさんから、「まだ客が誰も来ていないから、中に入って待っててください」と言われた。「ああ、今日はやらないかも知れないんだ」と、私が言うと、おじさんは黙って肯いた... 続きをみる
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【劇団京弥】(座長・白富士一馬)〈平成24年12月公演・みのりの湯柏健康センター〉 昼の部、芝居の外題は、御存知「喧嘩屋五郎兵衛」。大衆演劇の定番で、どこの劇団でも演じる演目だが、この劇団の景色は他を凌駕している。本日は、座長不在(「劇団千章」の応援)のため、主役・喧嘩屋五郎兵衛は副座長・白富士健... 続きをみる
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【近江飛龍劇団】(座長・近江飛龍〈平成22年3月公演・浅草木馬館〉 夜の部、芝居の外題は「昭和の男」。数年前、私は同じ劇場、同じ劇団で「大阪の人」という芝... 続きをみる
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【三河家劇団】(座長・三河家桃太郎)〈平成21年8月公演・湯ぱらだいす佐倉〉 この劇団の舞台は、昨年、九十九里太陽の里で見聞したが、劇場の雰囲気が騒々しく... 続きをみる
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【劇団翔龍】(座長・春川ふじお)〈平成20年11月公演・小岩湯宴ランド〉 夜の部、芝居の外題は「瞼の母」。この舞台は、「演劇グラフ」(2008.6)で詳しく紹介されている。それによると、配役は〈番場の忠太郎(春川ふじお)、水熊のおはま、半次郎の母おむら二役(中村英次郎)、素盲の金五朗(大月瑠也)... 続きをみる
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【藤間劇団】(座長・藤間智太郎)〈平成23年11月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 相変わらず、この劇場の客席は閑散としている。土曜日の昼だというのに観客数は20人弱・・・。夜の部ともなれば10人以下になることもしばしばだとか。この前などは、開演時刻になっても4人しかいない。急遽、芝居はとりやめ、舞踊ショ... 続きをみる
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【藤間劇団】(座長・藤間智太郎)〈平成23年11月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 昨日は休前日だというのに、夜の部の公演は「観客不足」(観客は私一人)のため中止となった。いわば「幻の舞台」になってしまったわけだが、今日は、ぜひともその「幻の舞台」を観たいという思いでやって来た。昨日、昼の部、劇団極... 続きをみる
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【藤間劇団】(座長・藤間智太郎)〈平成23年11月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 私はこの劇団の舞台を昨年5月、大阪梅南座で見聞している。以下は、その時の感想(の一部)である。〈インターネットでは〈藤間劇団 1985年に初代座長・藤間新太郎(現太夫元〉が旗上げ。まじめに一生懸命にをモットーに劇団全員が力... 続きをみる
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【藤間智太郎劇団】(座長・藤間智太郎)〈平成22年5月公演・大阪梅南座〉 土曜日(夜の部)だというのに観客数はまばらで20人弱、さだめし他の劇場、他の劇団では「大入り」の活況を呈しているに違いないと思いながら、開幕を待った。第一部・顔見せミニショーはトップステ... 続きをみる
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私が初めて「藤間劇団」(座長・藤間智太郎)の舞台を見聞したのは、1年半前(平成22年5月)、大阪梅南座、芝居の外題は「源吉渡し」。観客数は20人程であったが、何とも味わい深い舞台模様で、文字通り「極上の逸品」、ぜひ(この劇団の舞台を)「見極めたい」と思いつつ劇場を後にしたのであった。以来、... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(平成20年9月公演・石和温泉・スパランドホテル内藤) 芝居の外題は、昼の部「大江戸裏話・三人芝居」。私は、この劇団の全く同じ舞台をほぼ半年前(平成20年2月公演)、川越・小江戸座で見聞している。以下は、その時の感想である。 〈「大江戸裏話・三人芝居」は、もう店じまいをしようとし... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)・〈平成23年10月公演・大阪オーエス劇場〉 今日は三代目座長20歳の誕生日とあって、南條隆、龍美麗、南條勇希、大導寺はじめ、豊島屋虎太朗といった面々がゲスト出演で「ダブルの大入り」という盛況ぶりであった。芝居の外題は「吉五郎懺悔」。名うて... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成23年6月公演・大井川娯楽センター〉 芝居の外題は「新月桂川」。私はこの芝居を、ほぼ2年前(平成21年7月)、ここ大井川娯楽センターの舞台で見聞している。以下はその時の感想である。〈芝居の外題は「新月桂川」。敵役・まむしの権太、権次(二役)を好演してい... 続きをみる
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今日は「鹿島順一劇団」の特選狂言「マリア観音」の公演日、それを観るために、はるばる(昨日は大阪途中下車、二劇場で観劇)広島までやってきた。劇場は「ゆーぽっぽ」。バス停の名前は「上小田」。たしかJR広島駅前⑧乗り場からバスが出ているはずだと、そこへ行き、路線図を見たが「上小田」という停留所名が見当... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成23年11月公演・苫田温泉乃利武〉 芝居の外題は「武士道くずれ」。幕が上がると、そこは硝煙立ちこめる戦場、今しも飛び出してきた一人の若武者・秋月一馬(幼紅葉)が、官軍の銃弾を浴びて倒れ込む。すかさず、戦友の直参旗本・真壁孝平(座長・三代目鹿島順一)が駆... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成23年11月公演・苫田温泉乃利武〉 幕が上がると、そこは漁師町の貧しい家内、一人の娘・お房(幼紅葉)が針仕事の最中、どこからともなく大漁節の唄声が流れてく... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成23年12月公演・高槻千鳥劇場〉 芝居の外題は「心模様」。時代は明治から昭和初期にかけて(?)、役人の給料が2~3円の頃、場所は、貧しい人々のために医療を続ける橋本医院の一室、「それでは、先生、お大事に・・・」などと的外れな言葉をかけて、異様な風体の患... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年5月公演・九十九里太陽の里〉 芝居の外題は、「仇討ち絵巻・女装男子」。開幕前のアナウンスは座長の声で「主演・三代目鹿島虎順、共演・《他》でおおくりいたします」だと・・・。何?「共演《他》」だって?通常なら、「共演・花道あきら、春日舞子・・・。」などと... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成23年2月公演・みかわ温泉海遊亭〉 第一部・芝居の外題は「恋の辻占」。時代人情剣劇だが、そう単純な筋書ではない。主人公・宇太郎(三代目・鹿島順一)は、幼いときに母と死別、父とも生き別れになって股旅暮らしを続けていた。ある一家に草鞋を脱いだが、親分の娘・... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・三代目鹿島順一)〈平成24年2月公演・大阪梅南座〉 芝居の外題は「悲恋流れ星」。生まれつき顔半分に疵のあるヤクザ・弁太郎(座長・三代目鹿島順一)の悲恋物語である。もともと「若い女に相手にされるはずもない」と諦めていた弁太郎が、ひょんなことから、盲目の娘・お花(春夏悠生)を助... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年5月公演・九十九里太陽の里〉 芝居の外題は「里恋峠」。その内容は「演劇グラフ」(2007年2月号)の〈巻頭特集〉で詳しく紹介されている。それによると「あらすじ」は以下の通りである... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成20年3月公演・小岩湯宴ランド〉 昼の部、芝居の外題は「紺屋高尾」、舞踊ショーは「女形大会」、夜の部、芝居の外題は「忠治御用旅」、舞踊ショーは「人生劇場」、いずれも特選狂言と銘打っていた。観客は「大入り」、以前「どこまでもつか?」とほざいていた客も顔を見せ... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(平成20年2月公演・川越・三光ホテル「小江戸座}) 芝居の外題は、昼の部「会津の小鉄」(主演・花道あきら)、夜の部「一羽の鴉」(主演・蛇々丸)。昨年11月、柏健康センターみのりの湯で、初めて「鹿島順一劇団」を観たとき、「目を空いたまま」盲目の役を... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年4月公演・東洋健康センターえびす座〉 東北新幹線郡山駅からバスで20分、磐越西線喜久田駅(無人駅)から徒歩15分... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年1月公演・つくば湯ーワールド〉 芝居の外題は「六十一・賀の祝」。還暦を迎える父(座長・鹿島順一)とその息子たち(兄・花道あきら、弟・春大吉)の物語である。兄は、父の羽振りのよかった時期に物心ついたので、好条件の教育を受けられたが、弟は父の凋落時に生ま... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(平成20年3月公演・小岩湯宴ランド) 芝居の外題は「月とすっぽん」。登場人物は「すっぽん」の兄・平太郎(座長)と「月」の弟(三代目虎順)、「すっぽん」の下女・おなべ(春日舞子)と「月」のお嬢さん(生田春美?)という取り合わせ。病弱な親分(花道あきら)は、子分のうち、律儀で素直な弟... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年1月公演・つくば湯ーワールド〉 芝居の外題は「人生花舞台」。この劇団、この演目の見聞は3回目、今回の配役は大幅に様変わりした。元・歌舞伎役者(老爺)の主役が、座長・鹿島順一から蛇々丸へ、清水の次郎長が花道あきらから座長へ、一家子分の大政が蛇々丸から花... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(座長・鹿島順一)〈平成21年5月公演・九十九里太陽の里〉 今日は座長・鹿島順一、54歳の誕生日、といっても特別な趣向があるわけではなく、強いて挙げれば、芝居の主役を三代目・虎順と交代 したくらいであろう。外... 続きをみる
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【鹿島順一劇団】(平成20年3月公演・小岩湯宴ランド) 芝居の外題は、昼の部「春木の女」、夜の部「仲乗り新三」。いずれも特選狂言、特に「春木の女」は「鹿島順一劇団十八番の内」と銘打っている。さもありなん、この芝居は、これまで私が観た大衆演劇の中でも「最高傑作」といっていい舞台であった。 春木の浜... 続きをみる
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「鹿島順一劇団」の《魅力》とは何だろうか。ひと言で言えば、「レンゲソウ」の魅力とでも言えようか。俗に「やはり野に置け蓮華草」と言われるように、「大衆演劇」の《本分》をわきまえている、その《奥ゆかしさ》がたまらない魅力なのである。ある劇場での一コマ、舞台がはねてからの客席での会話。客「素晴らしかっ... 続きをみる
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2008年4月30日(水) 晴(25℃) 午前10時、タクシーで「峨々温泉」へ行く。日帰り入浴1000円、浴室・浴槽が「宿泊客」(湯治客)とは違うような感じがしたが、泉質そのものは「おだやか」で逸品といえるだろう。露天風呂は底面が「ぬるぬる」していて、「清潔感」に欠ける。もっとも「こんな夏日」に... 続きをみる
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三代目・鹿島順一の(たぶん?)初月忌にあたる6月25日、私もまた「急性心筋梗塞」の症状に襲われた。夜半から夜明けにかけて胸に違和感を感じていたが、午前6時を過ぎると「疼痛」に変わり、冷や汗、息苦しさも伴ってきた。いつもなら「肋間神経痛?」ぐらいな気持ちでやり過ごしてしまうところだが(痛みも軽減す... 続きをみる