【劇団暁】(座長・三咲夏樹、三咲春樹)〈平成26年4月公演・小岩湯宴ランド〉 この劇団の舞台は初見聞である。昼の部、芝居の外題は「子別れ傘」。筋書きは、大衆演劇の定番。7年前、飢饉に苦しんでいた村を救うため、心ならずも蔵破りの罪を犯して島送りとなった三造(座長・三咲春樹)が、女房、子どもに「一目会... 続きをみる
2022年3月のブログ記事
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【劇団正道】(座長・司大樹)〈平成25年10月公演・内藤スパランド〉 座長・司大樹は弱冠18歳、父・司伸次郎、母・舞小雪(44歳)、長姉(副座長)・司春香(24歳)、次姉・司春奈(22歳)、弟・司正樹(7歳)といったファミリーに加えて、従兄弟の大沢裕二(22歳)、司裕二郎、梅千恭兵、大沢あきのとい... 続きをみる
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【花柳劇団】(座長・花柳願竜)〈平成25年5月公演・メヌマラドン温泉ホテル〉 この劇団の面々は、座長・花柳願竜(大阪府八尾市出身)、太夫元・花柳武雄(大阪府八尾市出身)、副座長・花柳隆(長崎県出身)、秋山拓磨(静岡県富士市出身)、柳洋子(長野県出身)、花柳さつき(静岡県藤枝市出身)、花柳麻里奈(... 続きをみる
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【劇団戸田】(座長・戸田ゆかり)〈平成25年5月公演・長瀞グリーンホテル〉 劇場の「お知らせ」によれば、「お芝居11時30分~12時30分 舞踊ショー13時~14時 お芝居・今月の芸題:A故郷の仇夢、B恋ざんげ、C花街の母、D愛染畜生花、Dなみだ橋、Eお島子守唄」といった内容で、その6演目を1ヶ月... 続きをみる
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【劇団悠】(座長・松井悠)〈平成25年1月公演・横浜三吉演芸場〉 表看板には、座長・松井悠の他に、高橋茂紀、藤田心、きぶし、北斗、田中勇馬、下町夢之丞、萩原なおと、高野花子、緋桜忍、成田美ゆり、北城竜、といった名札がかかっていた。座長の松井悠は「和悠斗改め」、ということだが、あのNHK大河ドラマ「... 続きをみる
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【若姫劇団】(座長・愛望美)〈平成24年12月30日公演・戸野廣浩司記念劇場〉 午後7時から、東京谷中の戸野廣浩司記念劇場で大衆演劇観劇。「若姫劇団」(座長・愛望美)。案内パンフレットによれば、「谷根千地域密着型大衆演劇」と銘打っており、〈皆さん、本年も一年有り難うございました。12月公演が年内最... 続きをみる
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【中村鷹丸劇団】(座長・中村鷹丸)〈平成24年10月公演・まんてん星の湯三国館〉 ここ三国館は(3回ほど訪れているが)、温泉街の「芝居小屋」といった雰囲気はではない。景勝地・温泉郷にある「文化センター」という趣で、およそ「場末」「下町」... 続きをみる
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【劇団三ツ矢】(座長・三ツ矢洋次郎)〈平成24年10月公演・千代田ラドン温泉センター〉 この劇団の舞台は初見聞だが、客席には40人余りの贔屓筋が詰めかけている様子で、開幕前から(茨城では珍しい)「熱気」が感じられた。劇団の出自は不明だが、埼玉、茨城、栃木あたりを根城にしている、関東の劇団なのだろう... 続きをみる
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【劇団千章】(座長・市川良二)〈平成24年9月公演・小岩湯宴ランド〉 この劇団には、かつて六代目・市川千太郎が居た。市川智二郞も居た。白龍も居た。しかし、諸般の事情(詳細は全く不明)により、彼らの姿はすでに無く、代わりに、沢村新之介が居る。(これまた何故か、特別出演の)中村英次郎(元「劇団翔龍」)... 続きをみる
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【劇団あやめ】(座長・あやめ猿之助)〈平成24年8月公演・名古屋鈴蘭南座〉 午後6時30分から、名古屋鈴蘭南座で大衆演劇観劇。「劇団あやめ」(座長・あやめ猿之助)。座長・あやめ猿之助は「劇団花車」座長・姫京之助の次男である。長男・錦之助、三男・勘九郎、四男・右近とともに同じ舞台を踏んでいたが、20... 続きをみる
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【みやま劇団青葉】(座長・花舞小菊)〈平成24年6月公演・千代田ラドン温泉センター〉 数年前、塩原温泉であったか、その日は劇団の移動日であったかもしれない、ホテルニュー八汐の芝居小屋「湯けむり会館」の正面に、大きなコンテナトラックが駐車していた。そのコンテナには、たしか「花舞小菊」という大きな文字... 続きをみる
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【劇団絆&劇団時遊】(座長・錦蓮&遊也)〈平成24年5月公演・大阪梅南座〉 この劇団は昨年12月に、(二座合同で)旗揚げ、ほぼ半年が経過とのこと、私は初見聞の舞台である。芝居の外題は「天保水滸伝・笹川の花会」。配役は、洲崎政吉に澤村碧、笹川繁蔵に(座長・錦蓮)、国定忠治に(座長・遊也)、まではわか... 続きをみる
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【劇団銀鈴座】(座長・森川康夫)〈平成24年5月公演・メヌマラドン温泉ホテル〉 JR高崎線熊谷駅から、太田行きバスでおよそ20分、「三ッ橋」停留所で下車。県立妻沼高校を右に見て500メートル直進すると「メヌマラドン温泉ホテル」があった。中高年向けの保養施設といった佇まいで、栃木の「鬼東沼レジャーセ... 続きをみる
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【劇団喜楽】(座長・旗丈司)〈平成24年5月公演・大宮健康センター湯の郷〉 この劇団は旧「新演美座」。斯界関東の名優、故深水志津夫の弟・旗丈司が劇団を引き継ぎ、隆盛を極めていたのだが、なぜか数年前、(斯界の「革命児」と謳われた)小林志津華、(深水志津夫の愛娘)深水つかさらが脱け、名を「劇団喜楽」と... 続きをみる
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【劇団駒三郎】(座長・南條駒三郎)〈平成24年4月公演・千代田ラドン温泉センター〉 芝居の外題は「祭りの夜」。江戸の大工・政五郎(三好辨太郎)のところに、はるばる信州小諸から老百姓(中村駒二郎)が訪ねてきた。政五郎に嫁いだ娘・おたかに逢うためである。政五郎は義父を温かく迎え、一番風呂でもてなしたが... 続きをみる
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午後1時から、鬼怒川温泉ホテルニューおおるり「湯けむり会館」で大衆演劇観劇。東武鉄道・鬼怒川温泉駅で降り、観光案内でホテルの所在地を尋ねると、徒歩6分くらいとのことだった。ホテルはすぐに見つかったが、「大衆演劇」を公演している風情は全くない。「今日は休演日?」と案じながら、フロントに行く。「お芝... 続きをみる
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【劇団鳳凰座】(座長・中野加津也)〈平成24年3月公演・浅草木馬館〉 劇場の表看板には、演目「ふられた男」、出演「中野加津也」「今日街研」「中野飛鳥」「市川智二郎」「中野翔」「中野貴之介」「... 続きをみる
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【劇団澤宗】(座長・澤宗城栄)〈平成24年2月公演・羅い舞座堺東店〉 大阪市営地下鉄・天下茶屋で南海電鉄高野線に乗り換え、準急で一駅目が堺東駅である。西口改札口を降りると、正面が銀座通り商店街、そのアーケードを直進すると、右手奥の雑居ビル5階に「羅い舞座」はある。平日だというのに、観客数は軽く50... 続きをみる
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【宝海劇団】(座長・宝海竜也)〈平成24年1月公演・佐倉湯ぱらだいす) 七草、成人の日も終わって、平日の舞台、その時にこそ劇団の「真価」が問われるのだ、と私は思う。案の定、昼の部でも観客は15人ほど、加えて、今日の舞台では役者も欠けていた。若座長・宝海紫虎、時代の寵児・宝海大空、ベテラン女優・宝海... 続きをみる
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【劇団真田】(座長・真田涼兒)〈平成24年正月公演・茨城なか健康センター〉 この劇団には、斯界の名花・富士野竜花が居る。彼女は、かつて斯界の大御所・見海堂駿が率いる「見海堂駿&座・笑泰夢」に居た。劇場は佐倉湯ぱらだいす、たった8人の観客の前で、見海堂駿と五分に渡り合った、芝居「権三と助十」の舞台を... 続きをみる
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【劇団花月】(座長・一條洋子)〈平成23年12月公演・なか健康センターなか座〉 この劇場は、常磐線水戸駅から水郡線に乗り換えて約15分、上菅谷駅で下車、徒歩5分のところにある。通常は入館料1785円、観劇料525円のところ、震災後のリニューアル「お客様大感謝祭」(がんばっぺ!茨城)ということで、観... 続きをみる
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【劇団芸昇】(座長・みやま昇吾)〈平成25年1月公演・千代田ラドン温泉センター〉 この劇団のポスターには、座員全員の顔写真と芸名が載っている。座長・みやま昇吾、花形・みやま太一、花形・みやま昇太、頭取・みやま春風、みやま陽一、みやま英雄、みやま大吾、女優・昇京華、昇こずえ、昇さつき、昇いちごの面々... 続きをみる
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【葵一門劇団輝】(座長・葵たけし)〈平成22年9月公演・千代田ラドン温泉センター〉 入館すると劇場は「大入り満員」。しかも団体客は皆無の様子、ここがこのような活況を呈していることは珍しい。私にとっては初見の劇団、どのような舞台が展開するか、期待に胸ふくらませて開幕を待った。芝居の外題は「変化の駒... 続きをみる
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【劇団花凜】(総座長・梅乃井秀男)〈平成22年11月公演・柏健康センターみのりの湯〉 この劇団は結成されてまだ二年に満たない。これまでの「梅乃井秀男劇団」と「山口覚劇団」が合併して誕生したとのことである。一座の面々は、総座長・梅乃井秀男、その弟、座長・梅乃井けん字、座長・山口一見、若手・梅乃井みき... 続きをみる
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【かつき夢二劇団】(座長・かつき夢二)〈平成21年7月公演・石和スパランド内藤〉 昼の部、芝居の外題は「新月桂川」。この芝居、私は「鹿島順一劇団」、「近江飛龍劇団」で見聞済み、否が応でも、両者と比べてしまう。その観点は、①座長が... 続きをみる
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【劇団花組むらさき】(組長・南條すゝむ)〈平成23年5月公演・佐倉湯ぱらだいす〉 芝居の外題は昼の部「苦労は天下の回りもの」。筋書は大衆演劇の定番、ある武家におきた出来事の物語である。当主A(組長・南條すゝむ)の妹B(むらさき金太郎・女優)が一門... 続きをみる
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【風美劇団】(座長・風美涼太郎)〈平成20年10月公演・柏健康センターみのりの湯〉 「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 風美劇団 不二浪企画所属。平成16(2004〉年、風美翔蔵現太夫元より、二代目・風美涼太郎座... 続きをみる
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【満劇団】(座長・大日向きよみ)〈平成20年4月公演・柏健康センターみのりの湯〉 昼の部、芝居の外題は「命くれない」。筋書は、鳥羽・伏見の戦いで敗れた幕府方の侍(座長)が、船で逃走中漂流し、瀕死の状態で伊豆大島に流れ着く。土地の漁師兄・妹(飛鳥一美・堤みちや)に助けられ一命をとりとめたが、盲目と... 続きをみる
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【おおみ劇団】(座長・おおみ悠)〈平成20年11月公演・信州大勝館〉 昨日に引き続き、午後1時から信州大勝館で大衆演劇観劇。「おおみ劇団」(座長・おおみ悠)。昨日は夜の部で観客は10人程度、今日は昼の部、しかも土曜日と... 続きをみる
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【劇団菊太郎】(座長・梅沢菊太郎)〈平成20年7月公演・佐倉湯パラダイス〉 「劇団紹介」のパンフレットがないので、「演劇グラフ」(2008年2月号)から、プロフィールを引用すると以下の通りである。〈劇団菊太郎 演友会所属。梅沢菊太郎座長が「劇団鷹の羽」から2006年5月に独立旗揚げ、2007年で... 続きをみる