梅之枝健、「鹿島順一劇団」の責任者・甲斐文太が、「大先輩」と奉る老優である。「演劇グラフ」(2007年2月号)では、〈昭和11(1936)年1月29日生まれ。大分県出身。血液型O型〉〈この世界に入ったきっかけは?:友達がある劇団にいたから。初舞台は?:19歳〉と紹介されている。だとすれば、彼... 続きをみる
若葉しげるのブログ記事
若葉しげる(ムラゴンブログ全体)-
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インターネットに「0481.jpからのお知らせ」という記事が載っている。その内容は以下の通りであった。〈皆様こんにちは。いよいよ年末も差し迫って参りました。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。年末商戦の真っ直中に選挙があり、北朝鮮はミサイルを発射すると云っているし、勘三郎さんは亡くなってしまった。な... 続きをみる
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さて、大衆演劇の「大衆」(観客)の中で見逃せない存在がある。 私が行きつけの「健康センター」、舞台は二部の「舞踊ショー」に移っていた。ふと気がつくと、私の右隣に老女が一人、座布団に座って、何やらつぶやいている。しかも、うつむいたままで、ほとんど舞台の方を観ていない。舞踊の音楽に合わせて、身体を動... 続きをみる
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【若姫劇団】(座長・愛望美)〈平成24年12月30日公演・戸野廣浩司記念劇場〉 午後7時から、東京谷中の戸野廣浩司記念劇場で大衆演劇観劇。「若姫劇団」(座長・愛望美)。案内パンフレットによれば、「谷根千地域密着型大衆演劇」と銘打っており、〈皆さん、本年も一年有り難うございました。12月公演が年内最... 続きをみる
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【劇団紫吹】(座長・紫吹洋之介)〈平成26年2月公演・焼津駅前健康センター〉 芝居の外題は「かげろう笠」。箱根の山中で山賊に襲われていた盲目の若侍(茜大介)を、旅人の女賭博師・かげろうのお勝(副座長・要正大)が助けるという物語である。この演目を、私は「劇団朱光」の舞台で見聞済み、どちらの出来映えが... 続きをみる
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【若葉劇団】(座長・愛洋之介)〈平成20年9月公演・大宮健康センターゆの郷〉 「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 若葉劇団 昭和30(1955)年創立の老舗劇団。役者の本分である芝居を大切にしており、レパートリーは名作狂言、現代劇、新派と幅広いが、中でもオリジナルの芝居が売り物、平成16(20... 続きをみる
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【劇団朱光】(座長・水葉朱光)〈平成20年5月公演・東京・立川大衆劇場・至誠座〉 「演劇グラフ」の案内を見ると、立川大衆劇場の来月は「休演予定」とある。私はこれまで4回そこを訪れたが、観客数が10人を超えることはなかった。とうとう小屋をたたむことになったのか、そう思うと、「もう一度、今のうちに、観... 続きをみる