梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

私家版・昭和万謡集・74・「麦畑」

梨野礫

74「麦畑」(詞・榎戸若子 曲・榎戸若子 歌・オヨネーズ)
《寸感》
 農村を舞台にした、若い男女、松つあんとおよねの相聞歌である。「オラでええのか」「オラおめえでええでば」、「オラ信じてええのか」「オラ絶対嘘つかね」、「オラ本当にハッピー」「オラも本当にハッピー」と言いながら「愛の花咲く麦畑」とハッピーエンドで締めくくる。純朴で、ほのぼのとした光景に心が洗われる。
(2023.12.30)

私家版・昭和万謡集・73・「鴨川艶歌」

梨野礫

73「鴨川艶歌」(詞・萩原四朗 曲・上原賢六 歌・石原裕次郎・久美悦子)
《寸感》京都を舞台にした、石原裕次郎と久美悦子の珠玉のデュエット曲である。久美悦子の《一途な》伸びのある歌声が、石原裕次郎のソフトな歌声に包まれて、はかない男女の逢瀬を見事に描出する。
(2023.12.29)

私家版・昭和万謡集・72・「東京の人」

梨野礫

72「東京の人」(詞・佐伯孝夫 曲・吉田正 歌・三浦洸一・柏木由紀子
《寸感》
 現在、三浦洸一95歳、柏木由紀子76歳、今から57年前のデュエットである。折り目正しい端正な三浦洸一の歌声が、若々しい柏木由紀子の女声と響き合い、都会の哀愁を際立たせる。
(2023.12.28)