ユーチューブで「東京大衆歌謡楽団」の演奏風景を観た。場所は東京・浅草神社の境内、黒山の人だかり(聴衆)の真ん中とおぼしきところで、7人の男性が演奏している。そのうち、「東京大衆歌謡楽団」のメンバーは4人、他の3人は「浅草ブルースカイ・ハモニカバンド」のメンバーで、4人の演奏を応援しているらしい。... 続きをみる
2021年3月のブログ記事
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ローマ教皇・フランシスコは、来日後、長崎・広島で演説を重ねたが、そのポイントは以下の通りである。 《長崎》・核なき世界実現は可能で必要不可欠 ・核兵器を含む大量破壊兵器の保有を非難 ・長崎は核攻撃が破滅的な結末をもたらすことの証人である町だ ・核兵器禁止条約を含む国際法の規則にのっとり迅速に行動... 続きをみる
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ユーチューブで「歌に恋して85年 淡谷のり子 生涯現役 女のブルース」というテレビ番組を観た。その中では、淡谷のり子が80歳を過ぎても「生涯現役」を貫いた舞台姿が紹介されていたが、収録曲は17曲、その内訳は以下の通りである。 ①60歳台:「別れのブルース」(昭和49年・67歳)、「雨のブルース」... 続きをみる
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菅原都々子は、昭和2年(1927年)8月15日生まれ、今日で86歳を迎えた。 平成18年(2006年)に現役を引退したが、未だに、矍鑠として、老人福祉施設などでのボランティア活動を続けている。往年の歌声は望めぬとはいえ、傘寿をとうに過ぎたのに衰えを知らぬ「歌手魂」に、私は心底から脱帽する。 さ... 続きをみる
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10余年振りに、「美しい村・軽井沢」(長野県北佐久郡軽井沢町)を訪れた。明治以来、有産者の避暑別荘地として「君臨」しているようだが、(偏屈老人の)私には、(以前同様)何の感興も沸かなかった。名所の「ショーハウス」「聖パウロ教会」「万平ホテル」「雲場池」など、転々と巡り歩いてみたのだが、途中、何度... 続きをみる
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今や、群馬県法師温泉「長壽館」は<国宝級>の温泉となった。 国鉄の観光ポスターで一躍有名となったが、「俗化」するどころか益々「秘湯」への道を極めつつあるのである。ここを訪れたさまざまな人々に「温泉とは何か」を教えてくれる稀有な温泉である。 湯は透明で、浴槽の底に敷かれた玉砂利の間から、一泡、二泡... 続きをみる
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軽井沢は真冬にかぎる。旧軽井沢の町並みは雪に覆われ、商店街はほとんど店を閉めている。観光客は激減し、季節はずれの若者達がちらほら散歩している程度である。点在する別荘は、それぞれ絵葉書のような情景を描き出してはいるが、人っ子ひとりいないのである。時折、食物をあさる野良犬に出会うが、こちらの姿... 続きをみる
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JR中央本線茅野駅からバスで約50分、奥蓼科温泉郷「渋・辰野館」に投宿する。その昔(昭和30年代)、バスの終点にある「渋・御殿湯」に中学校の林間学校で訪れたことを思い出した。当時の山道は泥と砂利の凸凹状態、そこをボンネットバスが喘ぐように登っていく。夕食の米飯は「陸稲」、朝の洗面は裏の沢水で、黒... 続きをみる
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JR中央本線韮崎駅からバスで約1時間、増富温泉「津金楼」に投宿する。ホームページでは、「津金楼の歴史」について以下のように説明されている。〈創業明治18年、現在は4代目が活躍中です。《百有余年の歴史と、長く親しまれる温かな「おもてなし」》 当館は、明治18年(1875)に初代津金胤林(たねしげ)... 続きをみる
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恐山から下北、野辺地を経由して青森。市内を散策。浅虫温泉へ。夜8時から「津軽三味線」の演奏を聴く。奏者は、津軽三味線鳴海会会主・鳴海昭仁。プロフィールによれば、昭和47年11歳で横笛「青森ねぶた囃子」をはじめる。翌年「県下祭り囃子競技会」において特別賞受賞を機に津軽三味線、和太鼓も手掛ける。昭和... 続きをみる
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2010年11月24日(水) 晴 「よくばり!五島列島と壱岐・対馬の旅4日間」の二番目は壱岐。対馬とは対照的で、面積は小さく、ほぼ平坦な地形である。壱岐市立一支国博物館の案内には... 続きをみる
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2010年11月23日(火) 晴 対馬の旅二日目は、万関橋からスタート、上島と下島を隔てる運河に架かる朱色の橋で現在は三代目とのこと、明治時代、帝国海軍が軍艦の行き来を容易にするために、山峡を削って運河を通したそうである。古来から対馬は国境の島、遠く663年、白村江の海戦に敗れた天智天皇が国の守... 続きをみる
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岩手県花巻温泉郷・花巻南温泉峡・鉛温泉「藤三旅館」に投宿する。「長期滞在の方にはお得な湯治部もございます」という案内を見て、その湯治部に泊まった。一泊素泊まりで4000円、なるほど安い。部屋は和室6畳でバス・トイレ無し、エアコン無し、「ご案内」には「おやすみ時は恐れ入りますが、お布団はご自分で準... 続きをみる
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京都大原といえば「三千院」というところが相場だが、どうしてどうして、それ以上の見所があることを御存知か。その名を「古知谷・阿弥陀寺」という。大原から滋賀方面に若狭街道をバス(小出石行き)で10分、停留所「古知谷」下車、徒歩20分で到達する。この路線バス、大原より先はどこでも「乗り降り自由」、した... 続きをみる
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京都・東山銀閣寺に赴く。その目的は参拝でも観光でもない。過日読んだ名著「日本の伝統」(岡本太郎・光文社知恵の森文庫・2005年)の中の一章「銀沙灘の謎」を確かめるためである。岡本太郎は以下のように述べている。〈銀閣寺の銀沙灘はまったく、だれにも意外なものであるに違いありません。正直にいって、はじ... 続きをみる
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小説家・坂口安吾の作物に「桜の森の満開の下」という佳作がある。初出は1947年(雑誌「肉体」・暁社)だが、その後、映画(監督・篠田正浩、出演・若山富三郎、岩下志麻・東宝、1975年)や絵本(福田庄助・審美社、1990年)、コミック(近藤ようこ・小学館、2009年)等に作り替えられたり、英訳(ロジ... 続きをみる
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3月5日の「虎ノ門ニュース」の「社会の裏」というコーナーで、科学者・武田邦彦氏は経済ジャーナリスト須田慎一郎氏からの、「大村知事リコール署名偽造事件」についての《公開取材》に応じた。まずこの署名活動に関わった経緯について、①河村市長から電話があり、大村氏は「知事として問題がある」と思ったので発起... 続きをみる
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インターネットの「ともだちTV」・武田邦彦の「ホントの話」第81回(2月26日放送)で、武田氏は《ようやく》「愛知県知事リコール署名83%無効について」コメントした(いつになく重い口を開いた)。しかも、放送時間は1時間24分の中の《わずか》5分程度、異例の短さだ。コメントの内容は以下の通りであっ... 続きをみる
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午後10時から「地球イチバン・世界一服にお金をかける男たち」(NHK)という再放送番組を観た。コンゴ民主共和国の「サプール」に関するレポートである。詳細は以下のように紹介されている。〈あのポール・スミスも刺激を受け、コレクションに反映させたというコンゴの紳士たち。土煙舞う道端を、色鮮やかなスーツ... 続きをみる
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今、何の悩みもなく絶好調で生きている人々は、それでよい。反対に、すべてが思うようにならない、失敗の連続で失意のどん底に沈んでいる人、何の望みもなく鬱々とした人生を送っている人にとって、「般若心経」は恰好の救済書である、と私は思う。「般若心経」は、わずか262文字からなる教典である。すべてが... 続きをみる