「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・29・《■危機を煽る専門家とは何者か》
■危機を煽る専門家とは何者か 【小川】専門家は、一人ひとりがたこつぼの自分の知識を持っているので、トータルな、ザクッとした理解が妨げられている。 【上久保】全体が分からないと、マクロの現象は見えてこない。遠近法が取れないから。【小川】当初、ウィルスが変異をして危険な症状が出ていた。これは武漢の情報... 続きをみる
PCR検査のブログ記事
PCR検査(ムラゴンブログ全体)「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・29・《■危機を煽る専門家とは何者か》
■危機を煽る専門家とは何者か 【小川】専門家は、一人ひとりがたこつぼの自分の知識を持っているので、トータルな、ザクッとした理解が妨げられている。 【上久保】全体が分からないと、マクロの現象は見えてこない。遠近法が取れないから。【小川】当初、ウィルスが変異をして危険な症状が出ていた。これは武漢の情報... 続きをみる
「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・28・《■検査より大切な事とは》
■検査より大切な事とは 【上久保】本当に正しい診断法は「あなた、若いですよね。100%大丈夫です」「あなた外出して人と接触していますよね。大丈夫ですね」。これが一番正しい検査法だ。抗体検査は、いずれにせよ疑陽性、疑陰性が出るから。 【小川】「外出して人と接触しているなら大丈夫」という状況が一番の検... 続きをみる
「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・27・《■カットオフ値が決め手だ》
■カットオフ値が決め手だ 【上久保】カットオフ値をどう設定するかというのは非常に大切な事だ。カットオフ値というのは、分割点、または病態識別値と言う。検査結果の陽性と陰性を判別する数値だ。カットオフ値から上が陽性で、下が陰性という判定が出る。ウィルスの場合は、その判定を検査キットにさせる。その基準値... 続きをみる
「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・25・《■PCR検査を煽った狂気の洗脳》
■PCR検査を煽った狂気の洗脳 【小川】7月11日に、感染者が東京都中心に増えていることに対して、菅義偉官房長官は「東京問題』だと言った。つまり、新型コロナ問題は、小池都知事の政策判断、政治ショーであって、感染症問題ではないと菅さんははっきり言った。そしてGoTo運動を主導した。ところがマスコミの... 続きをみる
厚生労働省は、連日、ホームページで「新型コロナウィルス感染症」の(国内の)発生状況について公表している。ちなみに1月30日の状況は以下の通りであった。 ①PCR検査実施人数:6,789,931人(前日比+42,216) ②陽性者数:383、083人(前日比+3.337) ③入院治療等を要する者の... 続きをみる
「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・7・《■十年に一度くらいスパイクが変異する》
■十年に一度くらいスパイクが変異する 【小川】ウィルスにも大別して二種類ある? 【上久保】はい。生物の遺伝子、ゲノム核酸にはDNAとRNAがあり、DNAを持つDNAウィルスと、RNAを持つRNAウィルスに分けられる。DNAは人を含むあらゆる生物の遺伝情報を保持して伝える分子だが、このDNAに突然変... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・21《Q PCR検査は受けたほうが良いのでしょうか?》
《Q&A》 Q PCR検査は受けたほうが良いのでしょうか? A・風邪のような症状があり、感染が疑われる場合は受けたほうがいい。 ・ただし、陽性と判明しても特効薬はないので基本的治療法は(風邪と)同じだ。 ・PCR検査を過大評価する思い込みがコロナ禍を拡大する元凶になっている。 Q 感染した時はどう... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・19《過大評価されて混迷を深めるPCR検査》
■過大評価されて混迷を深めるPCR検査 ・PCR検査はRNAウィルスの感染力などとは無関係に、遺伝子の断片を大幅に増幅して超高感度で検出する方法だ。遺伝子の断片を検出できる画期的な検査だが、実施には操作に習熟したスタッフが必要であり、感度と特異度で大きな問題がある。感度が低ければ感染者を見逃すこと... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・10《「PCR陽性=感染者」ではない!》
■「PCR陽性=感染者」ではない! ・現在発表されている“感染者数”は必ずしも感染の実態を示しているものではない。感染者数はだれでも正確に把握できていない数字だ。ウィルスが体内に入っただけでは感染とは言わない。ウィルスが細胞内に侵入したときに感染者になる。また、感染しても必ず発症するとは限らない。... 続きをみる
今後、「新型コロナウィルス」の感染の行方はどうなるのか。《誰もわからない》というのが、本当のところだと思われる。そこで厚生労働省のホームページ(【国内の事例)】に示されている数値をもとに、これまで(3月末からのほぼ1ヶ月間)の推移をふりかえり、現状を分析してみたい。まず感染の有無を確認するPCR... 続きをみる