梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

出血性大腸憩室症のブログ記事

出血性大腸憩室症(ムラゴンブログ全体)
  • 私の《病状管理》・6

     今日は大晦日、1年を締めくくる日である。私もいいかげん病状を締めくくりたいところだが、そうは問屋が卸さない。この病状は来年まで持ち越して、持ち越して・・・、死ぬまで終わることはあるまい。そこで、ともかくも当面の病状、《下血》の経緯について以下のようにまとめてみた。それを辿れば、一目瞭然、《下血》... 続きをみる

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  • 私の《病状管理》・5

     ここ連日、病院通いが続いている。今日は予定日ではなかったが、朝の排便時、下血があったので、とりあえず8日間入院していた駅前病院の内科を受診した。担当医に「入院中はお世話になりました」とあいさつをしたが、それには応じず、「また出血しましたか」と表情を曇らせる。どうやら(昨日届けた)大学病院からの手... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・7

     今日の午前10時、駅前の病院から退院することができた。この病院は80年余の歴史があり、地域でも有名だ。医師、看護師、薬剤師、看護助手、ヘルパー、事務職員、調理師、調理員、清掃員に至るまでベテラン揃いだが、それだけにチーム・ワークという点では難がある。つまり、各自が自分の実力を信じて「協力・連携」... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・6

     午後4時30分過ぎに、担当医が病室に来訪、「特に変わりはないですか」「はい」「お腹は痛くないですか」「はい」「では、予定通り明日退院ということにします」「ありがとうございます」「週末から普通食にしていいです。薬は1か月分だしますので、無くなり次第、循環器内科(主治医)の先生にもらってください、で... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・5

     入院6日目となった。この間、血尿、下血はない。4日間の絶食と「点滴治療」により症状は治まりつつあるのだろう。昨日昼から流動食、夕食は三分粥、今日の朝、昼は五分粥になったが、点滴治療(2本1回)も続けている。昼過ぎに担当医が回診、「どうですか?」「変わりはありません」、腹部を触診して「痛くはありま... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・4

     今日で入院5日目となった。これまでの経過をふりかえると、入院当日は「血液検査」「腹部CT検査」「尿検査」、2日目は「腹部エコー検査」、3日目は「心臓エコー検査」、4日目は再度「血液検査」、まさに検査、検査のオンパレードだが、いずれも大腸からの出血原因を究明するため、あわせて心筋梗塞の兆候を探るた... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・3

     朝の検診時、看護師から「今日は心臓エコー検査があります」と告げられた。担当医が念のために指示したのだろう。何時からかは看護師にもわからないようで、「検査室から連絡があり次第、お呼びします」ということだったが、結局、午前中には何の連絡もなかった。このぶんだと午後1時半過ぎだな、と思っていると、案の... 続きをみる

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  • 出血性大腸憩室症の疑い・2

     病室ベッドに備えられた布団が1枚だったためか、未明からぞくぞくと寒気がしてきた。同時に胸苦しさもある。しばらく安静にしていたが治まりそうもないので、午前3時頃ナースコールをした。しかし応答がないので、ナースステーションに赴く。しかし、そこには誰もいなかった。廊下の先に点灯している病室があったので... 続きをみる

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