人は誰でも、誰かと一緒に暮らしている。その誰かとは、例えば親、例えば恋人、例えば配偶者、例えば子・・・。一緒に暮らすということは、単に同居することではない。「心を重ねる」ということである。「心を重ねる」ということは、お互いに相手を必要と感じ、その人と顔を合わせ「対話をしたい」と思うことである。そ... 続きをみる
2021年2月のブログ記事
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「東京新聞」2月21日付け朝刊(21面)に「愛知リコール署名 『書き写し良いこと』『皆の許可得て代筆』参加者証言 バイト作業時、証言」という見出しの記事が載っている。 愛知県知事のリコール運動中に多数のアルバイトが佐賀市内で署名を偽造した問題に関する内容だ。福岡県内の男性二人が西日本新聞の取材... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・31・《■「もうすぐ収束、東京五輪は必ずできる」》・【完】
■「もうすぐ収束、東京五輪は必ずできる」 【小川】渡航制限を今後どうすべきか。アメリカやヨーロッパ。 【上久保】我々のリスクスコアを見ればわかる。医療崩壊が起こるレベルで感染爆発するようなリスクを事前に示せるから、それを適用する。 【小川】テキサスのリスクスコアは高かった。 【上久保】カリフォルニ... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・30・《■新型コロナのワクチン接種は危ない》
■新型コロナのワクチン接種は危ない 【小川】ワクチンについて伺いたい。 【上久保】(既感染が殆どなので)ワクチンは必要ない。風邪なんだからワクチンは作れないはずだ。一般的にワクチンは、強い特徴を持つ感染症であれば作りやすいが、無症候が多数であるような、特徴の希薄な感染症では作りにくいものだ。 【小... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・29・《■危機を煽る専門家とは何者か》
■危機を煽る専門家とは何者か 【小川】専門家は、一人ひとりがたこつぼの自分の知識を持っているので、トータルな、ザクッとした理解が妨げられている。 【上久保】全体が分からないと、マクロの現象は見えてこない。遠近法が取れないから。【小川】当初、ウィルスが変異をして危険な症状が出ていた。これは武漢の情報... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・28・《■検査より大切な事とは》
■検査より大切な事とは 【上久保】本当に正しい診断法は「あなた、若いですよね。100%大丈夫です」「あなた外出して人と接触していますよね。大丈夫ですね」。これが一番正しい検査法だ。抗体検査は、いずれにせよ疑陽性、疑陰性が出るから。 【小川】「外出して人と接触しているなら大丈夫」という状況が一番の検... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・27・《■カットオフ値が決め手だ》
■カットオフ値が決め手だ 【上久保】カットオフ値をどう設定するかというのは非常に大切な事だ。カットオフ値というのは、分割点、または病態識別値と言う。検査結果の陽性と陰性を判別する数値だ。カットオフ値から上が陽性で、下が陰性という判定が出る。ウィルスの場合は、その判定を検査キットにさせる。その基準値... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・26・《■抗体検査とは何か》
■抗体検査とは何か 【小川】これだけ騒ぎが世界化して長引くと、抗体を持っているという実証は必要になるか。 【上久保】安心材料としては必要かもしれない。村上康文理科大学教授の検査キットであれば、生データをもとに正確にカットオフ値を決めることはできるだろう。 【小川】村上教授の検査では、5月から8月に... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・25・《■PCR検査を煽った狂気の洗脳》
■PCR検査を煽った狂気の洗脳 【小川】7月11日に、感染者が東京都中心に増えていることに対して、菅義偉官房長官は「東京問題』だと言った。つまり、新型コロナ問題は、小池都知事の政策判断、政治ショーであって、感染症問題ではないと菅さんははっきり言った。そしてGoTo運動を主導した。ところがマスコミの... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・24・《■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇》
■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇 【小川】今回、医療現場で若い医師が、イタリアなどでかなり犠牲になった。怖がる人はたくさんいるだろう。 【上久保】これは国を閉ざして、免疫が正しく形成されなかったからだ。医師自身がK型に感染できていなかった可能性がある。そこにコロナの感染者がいっぱい押し寄せてき... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・23・《■国を閉めたから劇症化した》
■国を閉めたから劇症化した 【上久保】コロナに関しては何もしたらダメだ。肺炎が起こったら、肺炎に対処したらいい。 【小川】従来のように共存しながら、重症者を防ぐだけが一番よいというわけか。 【上久保】コロナの場合は慌てない方が良い。コロナであることをまず見極める。 【小川】しかし、武漢では、医師も... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・22・《第五章 これからの人類と新型コロナ》
《第五章 これからの人類と新型コロナ》 ■新型コロナはもうすぐ消える 【小川】中国自身がパニックを起こさなければ、世界はどうなっていたか。 【上久保】世界中何も起こらなかったと思う。 【小川】新型が出るのは10年に1度と推定されている。 【上久保】2010年にインフルエンザの流行カーブは抑制されて... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・21・《■日本人に死者、重症者が少なくなった理由》
■日本人に死者、重症者が少なくなった理由 【小川】今回のS型とK型では抗体のでき方に差があるのか。 【上久保】そうだ。S型とK型は中和抗体ができにくい構造になっている。 【小川】中和抗体とはどういう意味か。 【上久保】抗体とは、病原体が体内に侵入したときに、その病原体と戦うために体がつくる「武器」... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・20・《■集団免疫のメカニズム》
■集団免疫のメカニズム 【小川】集団免疫のメカニズムはどうなっているのか。 【上久保】ウィルスのRO値が、一人から何人に感染するかを示す。例えば、2.5人ぐらいにしか感染する力がない場合、周りに50何%の人が既に免疫を獲得していると、もうそれ以上、ウィルスは感染していない人に当たれない。でもROが... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・19・《■免疫があれば発症しても重症化しない》
■免疫があれば発症しても重症化しない 【小川】例えば、エボラウィルスが体内に入ると、強烈なサイトカインストームを起こす。すごい出血をして、瞬間に死ぬ。これはウィルスそのものの毒性が強いから。 【上久保】毒性が強い。でも免疫を持っている人は、そのウィルスに当たっても、何にも起こらない。エボラでもそう... 続きをみる
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科学者の武田邦彦氏は、2020年6月、高須克弥氏、竹田恒泰氏、百田尚樹氏、有本香氏らとともに、愛知県知事のリコール運動に参画した。その結果について、2021年2月1日、愛知県選挙管理委員会が衝撃的な発表をしたそうである。(「東京新聞」2月4日付け朝刊18面「こちら特報部」)記事によると〈提出され... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・18・《■なぜ感染者が突然倒れたのか》
■なぜ感染者が突然倒れたのか 【小川】突然意識不明になって短時間で手遅れになるのは普通の肺炎より恐ろしい。こうした症状の激しさは通常の風邪では考え難く、それで新型コロナへの恐怖が一気に高まった。この症状の激しさについてどう考えるか。 【上久保】それはADEを起こした場合だろう。日本でもK型に感染し... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・17・《第四章 新型コロナウィルスの正体》
《第四章 新型コロナウィルスの正体》 ■新型コロナには免疫しか決め手はない 【小川】職場の女性が、2月半ばに38℃ぐらい発熱してすぐ治まるというこ とがあった。この半年、身近でもちょっとした風邪の症状は随分多い。 【上久保】それはK型だろう。女性の症状は1日で終わってしまうことが多 い。男性で喫煙... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・16・《■K型が一月十三日に入ってきた証拠》
■K型が一月十三日に入ってきた証拠 【上久保】武漢閉鎖は1月23日だ。武漢の人口は約1300万人、武漢閉鎖の噂が流れた途端に、500万人が武漢から中国、世界全土に出て行って、その日には、成田に9000人が移動したと武漢市長が言っている。また、2月3日の衆院予算委員会では、森雅子法相が1月20日から... 続きをみる
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「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・15・《■危ない国はリスクマップでわかっていた》
■危ない国はリスクマップでわかっていた 【小川】インフルエンザから統計的にこうなるというのを割り出したのが疫学。一方でGISAIDからの遺伝子の変異は実証科学だと。 【上久保】何月何日に入ってきているということは実証だ。 【小川】理解にいくつかの段階がある。まず変異があるという理解。変異を遺伝子情... 続きをみる
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厚生労働省は、連日、ホームページで「新型コロナウィルス感染症」の(国内の)発生状況について公表している。ちなみに1月30日の状況は以下の通りであった。 ①PCR検査実施人数:6,789,931人(前日比+42,216) ②陽性者数:383、083人(前日比+3.337) ③入院治療等を要する者の... 続きをみる