もう十分見るべきものは見つ冬日 【補説】 欲を言えばきりがない。思い残すこともない。知盛を倣って終焉の日を迎えよう。
2016年11月のブログ記事
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報道によれば、〈政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は27日、2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す事業仕分けを終えた。9日間の作業で「廃止」や「予算縮減」の削減額は最大で約7700億円に上った。基金など「埋蔵金」の国庫返納額約1兆円を合わせ、財政効果は最大で総額約1兆7700億円になっ... 続きをみる
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死という字頻りに浮かぶ冬の朝 【補説】 同時代を生きた人々の訃報が次々と伝えられる。私にも「死」が迫っていることは確かである。今朝の冷え込みはことのほか身に沁みた。
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園児らのキラキラ星に降る紅葉 【補説】 保育園の子どもたちが踊っている。園庭の銀杏、カエデが降り注ぐ。平和な日本を守らなければならない。 (2016.11.21)
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思うこと遂げざる日々や木の葉髪 【補説】 「チャンスは前髪でつかめ!」、その思いを果たせぬまま、枯れ木のように老いてしまった。
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なるほどこれでは「自閉症」は治らない。現状では「治りようがない」からである。「自閉症」と呼ばれる人、子どもたちの周囲に居る人、例えば両親、例えば兄弟、例えば親族、そして療育・教育に携わる人々の大半、もしくはほとんどが「自閉症は治らない」と思っているからである。彼らは、自閉症の要因は「脳の機能的障... 続きをみる
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病葉に実もたわわなり今日の柿 【補説】 数十年来、見事な結実を重ねてきた陋屋の柿の木に異変が生じた。放射能汚染の影響か、葉に生気がない。実もたわわだが色づかず、鴉に啄まれることもなく、朽ちていく。 (2016.10.29)