「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・33
《其一0安房国造》 【要点】 安房国安房郡で「阿波国造、志賀高穴穂朝御世、天穂日命八世孫禰都侶岐孫、大伴直大瀧定賜国造」と見え、出雲系であるが、此氏の氏姓大伴直は、阿倍系膳大伴部の直轄部民、または管理委託者であることに由来しているのであろうか。 この地には、上古より齋部氏に率いられた安房忌部氏... 続きをみる
2020年のブログ記事
2020年(ムラゴンブログ全体)「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・33
《其一0安房国造》 【要点】 安房国安房郡で「阿波国造、志賀高穴穂朝御世、天穂日命八世孫禰都侶岐孫、大伴直大瀧定賜国造」と見え、出雲系であるが、此氏の氏姓大伴直は、阿倍系膳大伴部の直轄部民、または管理委託者であることに由来しているのであろうか。 この地には、上古より齋部氏に率いられた安房忌部氏... 続きをみる
いよいよ私の「仮説」を検証する時が来た。その仮説とは以下のとおりである。 《これまでの経過》 私の診断名は「陳旧性心筋梗塞」で、発症後1年半が経過している。直後から①血液をサラサラにして血液の流れを改善する薬「バイアスピリン100mg」、②血を固まりにくく血液の流れをよくし、血栓ができるのを抑... 続きをみる
今日は、昨年の9月9日から延期となっていた「薬剤負荷心筋シンチグラフィ検査」を受けるために大学病院に向かった。説明書によれば、私の診断名は「陳旧性心筋梗塞」である。〈冠動脈が閉塞し心筋壊死を起こした心筋梗塞が、発症してから30日以上経過した疾患〉(「看護用語辞典 ナースペディア」より引用)のこと... 続きをみる
「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・32
【要点】 《其五白河国造》 白河国造家は阿部系、丈部、大伴系の三祖を並存している。 《其六岐閇》 岐閇氏は、多珂、石城の国造と同様、凡河内系と出雲系の二祖を生じている。 《其七多珂国造》 多珂国も、天津彦根命の凡河内系、天穂日命の出雲系の二祖を併発している。 《其八筑波国造》 筑波国造... 続きをみる
「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・31
《其三信夫国造》 【要点】 信夫国は後の信夫郡である。「信夫国造、志賀高穴穂朝御世、阿岐国造同祖、久志伊麻命孫久麻直定賜国造」と見える。しかるに、神護景雲3年3月紀に「信夫郡人外正六位上丈部大庭等賜姓阿倍信夫臣」とあって、阿倍臣を称しているのも、同氏人であると思われる。ここに二祖を生じているわけ... 続きをみる
「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・30
《其二阿尺国造》 【要点】 阿尺国は、後の安積郡の地である。「阿尺国造、志賀高穴穂朝御世、阿岐国造同祖、天湯津彦命十世孫、比止禰命定賜国造」と見えるが、延暦10年9月紀に「授陸奥国安積郡大領外正八位上阿倍安積臣継守、外従五位下以進軍糧也」とあって、阿倍氏を称しているから阿倍氏系でもあろう。もとも... 続きをみる
新年早々、早くも戦争の兆しが現れた。〈米国防省は2日、トランプ大統領の命令により、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の対外工作部隊を主導するソレイマニ司令官らを殺害したと発表した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、イラクの首都バグダッドの国際空港でソレイマイニ氏らを乗せた車列を米軍の... 続きをみる
もし健康ならば、体温や脈拍、血圧を毎日測るなどということはしないだろう。しかし、私は2017年10月(73歳時)から血圧、脈拍を毎日測り続け、その結果を「血圧手帖」(折れ線グラフ)に記してきた。手帖は1冊26頁で、これまでに4冊費やした。にもかかわらず記録を始めてから8か月後、「急性心筋梗塞」を... 続きをみる