梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

「後鼻漏」&「幻臭」&「湿疹」

 健康寿命が尽きると、次から次へと実に様々な「不快症状」が起きてくる。私の場合、服薬の副作用と思われる、吐き気、胸やけ、腹部膨張感、食欲不振に加えて、最近では「後鼻漏」と、それに伴う「幻臭」まで生じてきた。「後鼻漏」とは、鼻の奥に鼻汁が溜まり喉に流れ込んでくる症状らしい。痰が絡むのではなく、鼻水が絡むのである。放っておくと、鼻呼吸がしづらくなり、呼吸困難になる。対策として、「A&D(エーアンドデイ)口鼻両用 超音波温熱吸入器 ホットシャワー5 UN-135-B (ブルー)」という商品を購入予定だ。また、「幻臭」とは、「幻聴」「幻視」などと同様に、実際には生じていない臭いを感じてしまう症状らしい。「心因性」といわれているが、思い当たる要因は見当たらない。この夏は1階の1室に「閉じこもる」ことが多かったので、その部屋の臭いが鼻の奥に染み付いてしまったような感じだ。動物的、植物的な臭いというよりも鉱物的で、酸化鉄のような、亜鉛のような、いずれにせよ「快適」ではないことはたしかである。これに対しては「押して健康 足のツボ」(鍼灸治療師・河島健道著・山口青旭堂)という小冊子を参考に、「足の親指と第二指を丹念にもみほぐしましょう」というアドバイスに従ったところ、症状は少し軽くなった。
 さらに、両手首から肘までの内側に「湿疹」も現れた。これは、「内関」「げき門」など、吐き気、息切れの予防ツボに、ゲルマニウム、エレキバンを貼り続けた結果に違いない。
 幸いなことに、「脊柱管狭窄症」の「間欠跛行」や「腰痛」「膝痛」などは治まっているし、頭痛、歯痛もない。そのことに感謝して、仕事に励みたい。
(2019.9.24)