梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

「急性心筋梗塞」・《服薬の副作用》

 「急性心筋梗塞」で10日間入院、退院後9日目に入った。「体調はきわめて良好」と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。先刻(7月8日)、「それら(10種類の服薬)の副作用に私の身体が耐えられるかどうか。いずれにしても、服薬は、私の生命を延ばそうとして、逆の効果をもたらすという矛盾をはらんでいる」と書いたが、まさにその時がやってきた。今日の未明には「下痢」、朝方には「吐き気」に襲われたが、いずれも薬の副作用として挙げられている。ちなみに、私が服用している薬の副作用は以下の通りである。①発疹、②かゆみ、③便秘、④下痢、⑤口渇、⑥腹部膨満感、⑦頭痛、⑧眠気、⑨発熱、⑩咳、⑪めまい、⑪吐き気、⑫胃部不快感、⑬むくみ、⑭脱力感、⑮倦怠感、⑯脈が遅くなる、⑲低血圧、⑳食欲不振、その他にも、腹痛、胸やけ、吐血、発汗、気管支炎、結膜炎、呼吸回数の増加、筋肉痛、背部痛など。以上で、これまでに該当したものは、発汗、下痢、吐き気、眠気、食欲不振だが、今後、服用を続ければ他の症状も現れることは必定であろう。退院時、看護師から「体調に変化が生じたら、すぐに受診してください」と言われている。この副作用と思われる体調の変化の場合も、すぐに受診すべきか、(耐えられなくなるまで)しばらく様子を見るべきか、実に「悩ましい」問題である。先日(7月11日)の「発汗」、今日未明の「下痢」、朝方の「吐き気」は、しばらく様子を見ると治まったので、まだ受診はしていない。
 ただ、無性に「タバコを喫いたい」という気持ちがある。ということは、「体調は回復に向かっている」と《我流》に判断して、しばらく様子を見ることにする。外は猛暑、本日は「脊柱管狭窄症」の専門医受診の予約日だったが、キャンセルして、当分は屋内で静養に努めることにする。(2018.7.13)