午前6時、「放浪の旅」に出立、上越新幹線で越後湯沢、経由で金沢へ向かう。 車中で「庶民列伝」(深沢七郎・新潮社・1970年)のうち「サロメの十字架」読了。登場人物は、アルサロ(水商売)のママ、ホステスたちとパトロン、客といった面々で、その「やりとり」、「風俗」を淡々と描いている。筋書きといっても... 続きをみる
深沢七郎のブログ記事
深沢七郎(ムラゴンブログ全体)-
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今年88歳になる女性の話。彼女は2年前に伴侶を亡くし(89歳で他界)たが、その七回忌までは生きようと思っている。最近、菩提寺(住職、檀家代表)から連絡があった。本堂の修繕をしたいので60万円の寄付をしてもらいたいとのことである。夫の生前中には100万円ほどの寄付をしたこともあったが、それは羽振り... 続きをみる