梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

私家版・昭和万謡集・2・「こぼれ花」

2 「こぼれ花」(詞・萩原四朗 曲・上原賢六 歌・石原裕次郎)
《寸感》
 ちあきなおみが、最も愛好した歌手は石原裕次郎だった、という。彼には「錆びたナイフ」「赤いハンカチ」「夕陽の丘」などの秀作があるが、「こぼれ花」は群を抜いている。
荒野に咲く一輪の野ばらに、自分の姿(生きざま)を投影させている。タフガイと呼ばれたが、真のフェミニストであり、そのぬくもりと優しさが魅力的であった。
(2023.10.17)

石原裕次郎~Youjiro LovesongsV53【こぼれ花】《本人歌唱》~180928R1

甦る歌謡曲!石原裕次郎 デュエット集