梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

2007年のブログ記事

2007年(ムラゴンブログ全体)
  • 大衆演劇・劇団素描「剣戟はる駒座」(座長・津川竜)

    【剣戟はる駒座】(座長・津川竜)<平成19年12月公演・十条篠原演芸場> 1 開幕前の「若手」(子役)紹介は、劇団員と観客の交流を深めることができ、すばら しい企画だと思う。今日の舞台で「どんな役を演じるか」「どんな舞踊 に登場するか」 「決意」など、できれば本人の口から、(一言づつでも)披露すれ... 続きをみる

  • 母親の《役割》

        私事で恐縮ですが、私は母親の顔を「古ぼけた写真」でしか見たことがありません。母親は私の出産を終えると5か月後に他界しました。以後、父親・祖母に育てられましたが、二人とも「どのような母親であったか」を私に語ることはありませんでした。ですから、私は今だに「おふくろの味」を知りません。小学生の頃... 続きをみる

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  • 徳育の「根幹」

      「徳育」(道徳教育)を教科に位置づけても、すべての子供たちに高い規範意識を身につけさせることはできない。なぜなら、そのためには、すべての大人たちが高い規範意識を身につけていることが前提であり、まず大人の社会が子供の「手本」にならなければならないからである。しかし、規範意識に欠ける大人の行動が社... 続きをみる

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  • 団塊世代の役割

     団塊世代が定年退職を迎え、「第二の人生」を歩みはじめている。彼らの「第一の人生」は、その大半が戦後日本の発展(高度経済成長)のために費やされたことは間違いなく、その結果、現在の「豊かで平和な日本」が誕生したといっても過言ではないだろう。だがしかし、「もう役割は終わった。後は悠々自適・・・」といえ... 続きをみる

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