梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

落語のブログ記事

落語(ムラゴンブログ全体)
  • 一年の計

     「一年の計は元旦にあり」、そこで私も今年の計画を立てることにする。といっても、すでに76回目の正月だ。できることは少ない。まず、目標は「大晦日まで生き延びること」である。つねに、どこかしら故障(病)を抱えている身なので、いつ「大惨事」が起こるかわからない。細心の注意を払って日々を送る必要がある。... 続きをみる

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  • 「睨み返し」

     大晦日を詠んだ江戸川柳に、以下の句がある。 ■大晦日ますますこわい顔になり ■大晦日猫はとうとう蹴飛ばされ ■押し入れで息を殺して大晦日 ■大晦日もうこれまでと首縊り ■元日や今年もあるぞ大晦日  私はそれを「睨み返し」という落語で学んだ。「睨み返し」は、数少ない《見せる噺》だ。大晦日の日、押し... 続きをみる

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