梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

私家版・昭和万謡集・67・「十三夜」

67「十三夜」(詞・石松秋二 曲・長津義司 歌・小笠原美都子)
《寸感》
 河岸のたもとで巡り会った、幼馴染みの男女。「懐かしいやら、嬉しいやら」、でも男はまだ学生、女も半玉の身だから、添い遂げることはできない・・・。「さようなら」と、こよない言葉をかける他はなかった。
(2023.12.22)