新型コロナウィルス感染・《為政者の急務》
(近所の)スーパーの店頭からマスク、トイレットペーパー、ティッシュペーパー等が消えてからほぼ半月、13日に《ようやく》トイレットペーパー(だけ)が現れた。12ロールで288円だ。一家庭12ロールまでという条件つきでの販売だが、当日で完売、翌日はまたまた空白の売り棚に・・・。しかし、通販では《潤沢》に存在する。《楽天市場》では、12ロール3000円~4000円という価格が示されている。店頭なら1ロールあたり24円のものが、通販だと250円~333円、この「差」はいったい何なのだろうか。どうしてそんな「差」が生じるのだろうか。「それが商取引というもの。高いと思うなら買わなければよい」といわれればそれまでの話だが、その品物が不足しているならともかく、「新型コロナウィルス感染」とは全く無関係と思われるトイレットペ-パーが、全く店頭から消えるという現象は、誰かの「意図」に因るものと考えざるを得ない。
この騒ぎを利用して「ボロもうけ」を企む悪徳業者が暗躍していることは確かだ。同様なことは、ティッシュぺーパー、キッチンペーパー等の紙製品でも起きている。
国民は、今後、新型コロナウィルス感染におびえながら、生活物資の不足にも耐えなければならない。
「日本国憲法」第25条には、以下の規定がある。
《すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。》
いつでも、どこでも、誰でも、必要な物は必要なだけ、買える。そのような世の中にすることが、為政者の急務である。
(2020.3.16)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。