梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

夏木立

◆老い老いてまたいつか見ん夏木立
◆過ぎし日の悔いありありと走馬灯
◆ガラス窓雨に打たれし蜘蛛の影
◆夏帽子見え隠れする峠道
◆炎天下ゆらゆら揺れる柳かな
◆渡し舟夏の思い出運びけり
(2017.7.6)