梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

昭和万葉集・95・「奥飛騨慕情」

95「奥飛騨慕情」(詞・竜鉄也 曲・竜鉄也 歌・竜鉄也)
《寸感》
 風の噂をたよりに、奥飛騨にやって来た。平湯、栃尾、福地、新穂高などなど、湯の宿を巡り歩いたが、君には逢えない。「未練残した盃に」雷鳥の声だけが悲しく鳴り響いている。
(2024.1.22)