梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

私家版・昭和万謡集・70・「逢いたかったぜ」

70「逢いたかったぜ」(詞・石本美由紀 曲・上原げんと 歌・岡晴夫)
《寸感》
 3年ぶりに会った「男同士」が居酒屋で「酒くみ交わし」、昔を偲ぶ。高野公男と船村徹のしめっぽい「男の友情」に比べると、実に明るく爽やかである。「今度あの娘に出会ったならば“まめでいるよ”と言ってくれ」という頼み事にも、未練がない。
(2023.12.26)