梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

鰤大根

◆鰤大根母の面影囲炉裏端
◆鰤食らう孫の未来は不透明
◆駅伝の号砲を待つ冬の空
◆水鳥の羽音に見入る猫の背や
◆蕪蒸酌み交わす友探しけり


【補説】
 私の夢は「俳人」だったが、現実は「廃人」に終わった。
(2016.12.1)