梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

尾身茂会長の《異常事態》

 政府の新型コロナウィルス感染症対策分科会の尾身茂会長がコロナに感染してから1か月が経過したが、いまだに感染後の様子について全く音沙汰がないのはどうしたことか。 私は昨年12月末(23日)にも以下の駄文を綴った。 


 〈政府の新型コロナウィルス感染症対策分科会の尾身茂会長がコロナに感染してから10日余りが経過した。当初、7日間程度「自宅療養」するとされていたが、感染後の様子について全く音沙汰がないのはどうしたことか。おそらく「重症化」することなく「軽快」しただろうと想像はできるが、報道関係者も沈黙を続けているのはなぜか。 
 尾身会長は「ただの人」ではない。彼はコロナ感染対策のリーダーとして「感染してしまったこと」を恥じ、その責任を果たすために、自らの体験を「つぶさに」公表する義務がある、と私は思う。ただの著名人が感染したのとは、わけがちがうのである。そのへんの道理がわからなければ、会長を続ける資格はない。
 ただちに、「感染経路」「感染後の症状」「治療の方法」「軽快までの経過」について公表してもらいたい。
 また、彼は国民にワクチン接種を勧め、自らも5回接種を終えている。「にもかかわらず」感染した事実についてどう考えるか、ワクチンの効果はあったのか、なかったのかを明らかにすることも重要である。特に、ワクチン接種後の「死亡例」についてどのように考えるか。。厚生労働省のホームページでも、現在までに1900人余りが死亡したとされているではないか。国民の生命を守るためには、喫緊の課題だということを、肝に銘じてもらいたい。〉


 無名人である私の駄文など、要人の目には全く触れないだろうし、また触れたとしても「読み捨てられて」当然だろう。だがしかし、コロナ対策の先頭に立つべき人物が、1か月以上も「音信不通」状態とは《異常事態》である。そのことを問題だと思わない、政府、専門家、報道関係者の《責任》を問いたい。
(2023.1.12)