「チャンスは前髪でつかめ!」「後ろを振り向くな!」「一歩後退、二歩前進!」などなど、若者への檄はとにかく未来に向かうことを是としているようです。そのことに異論はありませんが、前に進むためには「今、自分はどこに立っているか」というスタート・ラインを明確にすることが大切です。まず、今、自分がここに居... 続きをみる
2024年8月のブログ記事
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日本の「自衛隊」は、戦争をしない。なぜなら、「日本国憲法」に、以下のように規定されているからである。〈第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達する... 続きをみる
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インターネットのYahooニュースに「米海軍特殊部隊『最強の狙撃手』、テキサス州で射殺される」(ロイター 2月4日(月)8時49分配信)という見出しの記事が載っている。その内容は以下の通りであった。〈2月3日、テキサス州公安局によると、米海軍特殊部隊の元隊員で、「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」... 続きをみる
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10月19日付け読売新聞(3時3分配信・niftyニュース)に、「海自3曹死亡『教官の管理不十分、制裁は否定』・・・」という記事が載っている。私は、その中で海自3曹の「死」に直接関わった、「15人の同僚」の言動に注目する。記事によれば、〈事故調査委の調べによると、3等海曹の男性は9月11日に別の... 続きをみる
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東京新聞朝刊「発言」欄(5面)の下段に以下の投稿記事が載っている。〈「靖国参拝は戦争の美化 無職・阿伽陀しげみ(90)毎年、靖国神社の例大祭では、閣僚に加えて政治家の集団参拝が物議を醸している。彼らは「国のために命を捧げた英霊に尊崇の念を払うのは当然」と口をそろえる。だが、勝ち目のない戦争で、一... 続きをみる
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ユーチューブでテレビドラマ「日本の日蝕」(NHK・1959年)を観た。原作は安部公房、演出は和田勉である。戦後15年、場所は大都会のとある居酒屋、酔客に混じって一人の老人・大貫忠太(伊藤雄之助)がコップ酒を口にしている。隣の客の話を聞きながらニヤリとすると「何がおかしい!」と一蹴された。思わず「... 続きをみる
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東京新聞1月31日付け朝刊(11面)に、「夏の甲子園 休養2日に 猛暑対策、準決勝翌日も」という見出しの記事が載っている。日本高野連は、「第101回大会から夏の甲子園大会の休養日を、現行の1日から2日に増やすと発表した。猛暑の中でプレーする高校球児の身体的な負担軽減などが目的」だそうである。バカ... 続きをみる
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「2024・パリ五輪」は閉幕した。日本はこれまでで最多の金メダルを獲得したが、「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」という、近... 続きをみる
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小学校時代の友人からラインで以下の情報が送られてきた。 《情報・1》 知人からの情報です。緊急のお知らせです(!) 皆様ご注意 下さい‼️ [日本に震度10級の地震]というタイトルの動画が届いたら、絶対に開かないでください。 すぐに削除お願いします。 中身は動画ではなく、スパムウイルスだそうです... 続きをみる
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4.いくつかの補足・確認 ①「自閉症」への《挑戦》とは? 「自閉症」への《挑戦》とは、「自閉症は治らない」という通説に挑戦するという意味である。「自閉症」の原因が何であれ、それが発達の障害だと考えられている以上、その発達を促進することは可能である、と私は考えている。 ② 「対人関係の形成」を... 続きをみる
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④「対話」(言葉のやりとり)をする。 「自閉症」の定義の中に、第二の特徴として「言葉の発達の遅れ」が挙げられている。かつては、それをまず一次的な障害として考えられたこともあるほど、周囲には目立つ(気になる)特徴である。それは、要するに「言葉が通じない」(コミュニケーションの障害)という問題に帰... 続きをみる
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③ スキンシップでかかわる 「スキンシップ(和製英語: skin-ship)は、母親と子供を始めとする家族関係にある者や、ごく親しい友人同士が抱きしめ合ったり手を握り合う、あるいは頬ずりするなど身体や肌の一部を触れ合わせることにより互いの親密感や帰属感を高め、一体感を共有しあう行為である」(ウ... 続きをみる
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② 「物のやりとり」をする。 乳児期、辺りにある物を手にとって渡す、「ありがとう」とこちらが喜ぶと、また手渡す。こちらが「もういいよ」と言っても、さらに手渡す。今度は、こちらがお菓子を手渡すと「アンガト」などと言って受け取る。「モット」「チョウダイ」と言って手を重ねたりするようになる。そうした繰り... 続きをみる
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⑷ 相手との「接し方」・Ⅱ これからが、いよいよ正念場である。 まず初めに、相手とこちらの関係を見直し(振り返り)、《機は熟しているか》を判断することが大切である。①相手はこちらを見るか、②近づいて来るか、③視線を合わせるか、④こちらのマネをしようとするか、そして何よりもまず、⑤相手はこちら... 続きをみる
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③相手からの「働きかけ」に応える 子どもが激しく泣いている。そんな場面はどこでも見られるが、親にとってはあまり嬉しくない出来事かもしれない。何か異変が起きたのかと心配することは当然である。しかし、思いあたることがないのに泣いている。しかも、泣きやまない。周囲から苦情が来ないか、親の育て方が悪い... 続きをみる
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②相手のマネをする。 マネをすることは、古くは「まねぶ」であり「まなぶ(学ぶ)」の語源であるとも言われている。したがって学習は《マネをする》ことから始まる。親と子ども、教員と子ども、という関係の中で《マネをする》のは子どもの側である、と通常は考えられている。しかし「自閉症」と呼ばれる子どもたち... 続きをみる
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⑶ 相手との「接し方」・Ⅰ ①相手に働きかけない まず、相手と「同じ場所」「同じ時間」を共にする。つまり「相手と一緒にいる」ことから始める。「できるだけ長い時間、一緒にいる」ことが大切である。そのためには「寝食を共にする」ことが理想である。親や家族はその条件を十分に満たす立場にいる。 その際... 続きをみる
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3.方法 ⑴ 調べる まず相手の「出生から現在まで」の《生育史》を「知る」必要がある。こちらの立場が「親」ならば、調べるまでもなく熟知している事柄であろう。・胎生期の状態・出生時の状態(時期、分娩の様子、産声の有無)・新生児期の状態(哺乳の様子、泣き声の強弱、体重の増加、黄疸の状態)・乳児期の状... 続きをみる