梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

新型コロナウィルス感染・《国内・年度末の現状》

 厚生労働省のホームページによれば・・・。
 3月29日18時現在、感染者●2538人(1.09倍↑)、▲入院者1431人(1.14倍↑)、■退院者1043人(1.01倍→)、●死亡者64人(1.03倍↓)*( )は前日比、↑は数値の上昇、↓は下降、→は不変。●は《増加率》1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不変。
 3月30日12時現在(クルーズ船事例を除く国内事例)、PCR検査者28966人(1.007倍↓)、▲陽性者1866人(1.17倍↑)、●有症状者1446人(1.00倍↓)、▲無症状者210人(1.15倍↓)、▲要入院者1388人(1.14倍↓)、●軽中度726人(1.05倍↑)、■重篤59人(1倍→) ■退院者424人(1倍→)、●死亡者54人(1.03倍)
 ▲は、入院者、陽性者、無症状者、要入院者である。
 ●は、感染者、死亡者、有症者、軽中度者である。
■は、重篤者、退院者である。
 つまり、入院者、陽性者、要入院者は増えているが、無症状者も増えている、感染者、死亡者、有症者は増えていないが、軽中度者もい増えていない。重篤者、退院者に増減はない、ということがわかる。
 要するに、国内の現状は《一進一退》が続いており《悪化の一途》を辿っているわけではない。《だから》、「祝・新年度」「新入社員歓迎」「皐月賞」「天皇賞・春」「ゴールデン・ウィーク」などといった、従来の(軽々な)《浮かれムード》を一掃すれば、終息は間近いのである。
(2020.3.31)