梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

私の《体調管理》・2

 左胸がチクチクと痛い。息切れもする。しかし、「心電図検査」「心エコー検査」等で異状はないという。だとすれば、「肋間神経痛」か・・・。
 そこで「肋間神経痛」でインターネット検索をすると、様々な整骨院・整体院の若者がその「治し方」を画像(ユーチューブ)で紹介してくれる。まことにありがたい世の中になったものだ。以下は、私が参考にした「治し方」である。
《和泉市「きもと整骨院》*ストレッチ
①あおむけに寝て、両手を組み、そのまま頭の上に伸ばして、床につける。
②両足を、内側に傾ける。
③そのまま上半身(腰から上)を右に曲げ、深呼吸3回、左に曲げ、深呼吸3回。
《橿原市「整体院祐啓》*マッサージ
①肘の関節(内側・小指側)の骨から指3本分上にいったところを、反対の手の指3本をCの字に丸めて、揉む。骨の下の筋肉(上腕三頭筋)の溝を裂くようにマッサージする。
②反対側の肘も同様に揉み、マッサージする。
《府中市「まっちゃん整体院」》*三つの体操
①両手を両肩の前に当てたまま、息を吸いながら肘を挙げ、吐きながら降ろす。10回。②両手を両肩の前に当てたまま、前後に回す。10回。
③両手を横(水平)に拡げる。左の掌を上に向け、右の掌は下に向け、深呼吸をしながら1分半、その状態(姿勢)を持続(維持)する。最後に両手を頭の上に挙げて掌を合わせてから降ろす。
《福井自然体健康塾》*肋骨を広げる体操
①右腕をまっすぐ上に挙げ、伸ばし、左に傾けて、肩を伸ばす。
②左腕をまっすぐ上に挙げ、伸ばし、右に傾けて、肩を伸ばす。
《兵庫県西宮ひこばえ整骨院》*肋間神経痛の再発を防ぐセルフケアの方法
①両手を後ろで組みまっすぐ伸ばしたまま、胸をはり、上半身を真横(左右)に倒す。
各5~10秒間。
②両手を前で組み、まっすぐ前方に伸ばしたり、引いたりする。15~20回。
③腕を、肘を直角に曲げて、上下(交互)に振る。15~20回。
 どの方法も、簡単で、すぐにでき、しかも効果がある。いずれも「やり過ぎないように」「長く続けるように」「痛かったら無理をしないように」ということで、患者の立場に立った、心温まるレクチャーであった。感謝。
(2020.4.5)