梨野礫・著作集
古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。
高田馬場から、西武線を西へ50分、玉川上水駅に降り立ち、見ればふとかたわらを流れる鉛色の人食い川を、さかのぼって羽村の取入口まで約15キロ、なお西へ向かって私は憤然と歩き出すのだ。玉川上水といえば。今は昔、コメディアン・太宰治の息の根をとめたほど、満面あますところなくやさしさの微笑をたたえた、温... 続きをみる
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