梨野礫・著作集
古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。
恐ろしい夢をみた。いつもの町の、いつもの工場の煙突から、黒煙がもくもくと噴き上がる。たちまち、空は曇り始め、辺りは闇のように暗くなった。人々は猛毒の煤煙から逃れようと右往左往する。私も必死でとなりの町に辿り着いたが、そこの工場の煙突からも、また黒煙が吹き出している。「もう駄目か」と観念したときに... 続きをみる
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