小説・「黄昏のビギン」・第12章・《邂逅》
《第十二章 邂逅》 ○○警察署に着いたのは五時を少し回った頃だった。受付で免許証を見せ、用件を告げると、若い婦警が「生活安全課」に案内してくれた。マリ子は、その廊下の長椅子の上に全身をすっぽりと毛布にくるまれ、寝かされていた。二人の警官がそばで監護している。 「どうも、先ほどお電話いただいた、... 続きをみる
古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。
《第十二章 邂逅》 ○○警察署に着いたのは五時を少し回った頃だった。受付で免許証を見せ、用件を告げると、若い婦警が「生活安全課」に案内してくれた。マリ子は、その廊下の長椅子の上に全身をすっぽりと毛布にくるまれ、寝かされていた。二人の警官がそばで監護している。 「どうも、先ほどお電話いただいた、... 続きをみる