「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・24・《■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇》
■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇 【小川】今回、医療現場で若い医師が、イタリアなどでかなり犠牲になった。怖がる人はたくさんいるだろう。 【上久保】これは国を閉ざして、免疫が正しく形成されなかったからだ。医師自身がK型に感染できていなかった可能性がある。そこにコロナの感染者がいっぱい押し寄せてき... 続きをみる
イギリスのブログ記事
イギリス(ムラゴンブログ全体)「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・24・《■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇》
■免疫がなかったイタリアの医者の悲劇 【小川】今回、医療現場で若い医師が、イタリアなどでかなり犠牲になった。怖がる人はたくさんいるだろう。 【上久保】これは国を閉ざして、免疫が正しく形成されなかったからだ。医師自身がK型に感染できていなかった可能性がある。そこにコロナの感染者がいっぱい押し寄せてき... 続きをみる
「ここまでわかった新型コロナ」(上久保靖彦、小川榮太郎・WAC・2020年)要約・11・《第三章 上久保ー高橋「集団免疫説」とは》
《第三章 上久保ー高橋「集団免疫説」とは》 ■ピークを過ぎると死者数がつるべ落としに 【小川】結論から言うと、集団免疫が達成されて、初めてコロナウィルスの感染拡大、重症者・死者が殆どいなくなるという考えか。 【上久保】そうだ。7月14日の時点での、ヨーロッパの人口百万人あたりの新型コロナウィルス死... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・12《第4章 死者数から見た日本と東アジアの特異性》
《第4章》死者数から見た日本と東アジアの特異性(要約) ■死者数が少なかった日本 ・日本の死者数は3月上旬から増え始め、3月末で81名だった。6月頃に1千人に達する可能性が予測されたが、実際には6月29日の時点で972人だった。その後の重症者や死者の増加は緩やかになり、実質的な被害はほとんどなくな... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・9《「コロナの波」は日本に2回来ていた!》
■「コロナの波」は日本に2回来ていた! ・新型コロナウィルスの変異株の種類は6000種類以上にのぼるが、大別すると弱毒株(S型やK型)と強毒株(L型やG型)に分類できる。当初のウィルスはS型弱毒株だったが、途中で弱毒のK株や、L型、G型と呼ばれる強毒変異株が現れた。この4種類の株がどのように入って... 続きをみる
9月末のブログで中部大学教授・武田邦彦氏がヨーロッパにおけるコロナ死者数について言及している。氏が示した棒グラフを見ると、(9月初旬までの)100万人当たり死者数は、ベルギーが最も多く880人台、次にスペイン、イギリスが610人台で続き、以下イタリア、スウェーデン580人台、フランス480人台、... 続きをみる
「東京新聞」朝刊1面のトップ記事は「都知事『帰省・旅行控えて』お盆・夏休み 首相は自粛求めず」という見出しであった。そこでは、《お盆期間中の帰省を巡る発言》として、小池都知事は「この夏はコロナに打ち克つことが最優先となる夏。特別な夏として旅行・帰省を控えて」(6日の記者会見)といい、安倍首相は「... 続きをみる
「コロナ騒動」が始まってから半年以上が過ぎたのに、《新型コロナの正体》は一向に判然としない。為政者、専門家、メディアは一様に「感染拡大を防ぐ」ことに重きをおいているようだが、《感染の有無》をPCR検査で確認し、陽性者数(感染者数)をカウントするだけが能ではあるまい。 もうそろそろ「新型コロナ... 続きをみる
京都大学名誉教授・川村孝氏は、山中伸弥氏が紹介した論文「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する諸問題 2020.5.15(6.6増補)」の中で以下のように述べている。 《今の新型コロナウイルス感染症に対する日本あるいは世界の対策は(間違ってはいるわけではないが)本筋を少し外している... 続きをみる
2月末頃から始まった《コロナ禍》の実態は、疫病のまん延よりは、感染拡大を抑えるために講じた為政者の施策による「不便」「不都合」「経済的損失」といった、社会生活のダメージの方が大きかった、と私は思う。病疫による自然災害というよりは、(冷静に考えれば防げた)《人災》ではないだろうか。 まず、為政者... 続きをみる
「新型コロナウィルス」感染拡大による《非常事態宣言》は解除されたが、未だに新規感染者はゼロにはならない。早くも東京や福岡では「第二波」の兆し(集団感染の再発)が見え始めている。「第二波」の感染拡大による被害は、「第一波」の2倍以上になるだろうという予測もあるようで、国民はいつまでたっても気を緩め... 続きをみる
こよなく自国民を愛する民族主義者・某氏が、「新型コロナウィルス」の感染を拡大させた要因として、4月以降、外国人の入国制限が不十分だったこと(法務省が特段の事情で入国を認めたこと)を挙げている。 たしかに、国内の感染拡大の推移を見ると、3月末から増え始め、4月1日から15日までの間に各地で《急増... 続きをみる
厚生労働省のホームページでは、5月16日現在、以下の数値が表示されている。 ◆PCR検査実施人数240368 ◆陽性者数16237 ◆入院を要する者4179◆重症者232 ◆退院者1153 ◆死亡者725 ◆確認中180 以上のうち、前日よりも増えたのは①PCR検査実施人数、②退院者、③死亡者... 続きをみる
全国に及ぶ「緊急事態宣言」は5月31日まで延長されることになった。私は先月上旬(4月9日)に、隣国・武漢市の事例を参考に《4月8日に国内の死者が100人超え、ほぼ10日後の4月18日頃、感染者が1万人を超え、その1週間後の25日頃、死者が1000人超え、その1か月後の5月25日頃、新たな感染者が... 続きをみる
日本の「新型コロナウィルス感染者数・死者数」は今、世界の国々の中で「桁違い」に少ない。米国の感染者は86.9万人、スペイン21.9万人、イタリア、ドイツ、英国、フランス、トルコなどが軒並み10万人を超えている中で、日本はわずかに1万3491人だ。死者も米国が4.9万人、スペイン、イタリア、フラン... 続きをみる
AFP通信社によれば、4月24日午前4時現在、世界の新型コロナウィルス感染者は約267.5万人、死者は18万6462人ということである。この数字を見ただけでは、増えているものやら、減っているものやら判断できない。そこで、A:4月23日の数値と2週間前(9日)を比べ「何倍に増加したか」を見る。次に... 続きをみる
世界の「新型コロナウィルス感染者数・死者数」は今、どのように動いているか。「東京新聞朝刊・2面」に連日掲載されている《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》の表で示されている数値をもとに考えてみたい。 感染者数の多い国を順に挙げると、4月22日現在、米国(82.4万人余り)、スペイン(20.... 続きをみる
専門家の定義によれば、「オーバーシュート」(感染爆発)とは「2~3日のうちに感染者が2倍以上に増加する」ことをいう。では、日本の現状はどうか。国内全体の感染者は、4月15日現在9355人、2日前の13日現在は8380人だから1.11倍、4日前の11日現在は7589人だから1.23倍で、《2倍以上... 続きをみる
まず現状を見ると、世界では中国、イラン、スペイン、イタリアの感染者数の増加率は1.05倍未満、フランス、ドイツは1.05倍、英国、米国は1.07倍で「ほぼ横ばい状態」になったが、トルコと日本は1.10倍で上昇傾向にある。死者数も、中国、イラン、スペイン、イタリアは増加率1.1倍未満で「ほぼ横ばい... 続きをみる
日本のPCR検査実施件数は、他国に比べて《圧倒的》に少ない。米国126万7千件余り、イタリア62万件弱、英国17万3千件等に比べて、日本はわずかに6万件程度なのである。検査体制を整えて希望者には誰でも検査を受けられるようにするべきか、それとも検査件数を抑えてこれ以上の感染拡大を防ぐかは、専門家で... 続きをみる
4月5日から6日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は 以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加人数・増加率・6日現在》(5日と比べて... 続きをみる
4月2日から3日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は 以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加人数・増加率・3日現在》(2日と比べて... 続きをみる
3月31日から4月1日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加人数・増加率・1日現在》(31日と... 続きをみる
厚生労働省のホームページによれば・・・。*( )は前日比、↑は数値の上昇、↓は下降、→は不変。●は《増加率》1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不変。 3月30日18時現在、感染者●2625人(1.03倍↓)、●入院者1516人(1.05倍↓)、■退院者1043人(1倍→)、■死亡者66人(1... 続きをみる
新型コロナウィルス感染・《厚生労働省・「お役所仕事」の役立たず!》
3月27日から28日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(27日→28日) *↑、↓、→... 続きをみる
3月26日から27日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(26日→27日) *↑、↓、→... 続きをみる
3月25日から26日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(25日→26日) *↑、↓、→... 続きをみる
3月24日から25日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」、「致死率」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(24日→25日) *↑、↓、→... 続きをみる
3月19日から20日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」 掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(19日→20日) ●中国39人(1.00... 続きをみる
我らは「新型コロナウィルス」である。すでに人類への「降伏勧告」をしているが、我らの声に耳を貸さず、我らに「宣戦布告」している指導者もいる。あきれて、開いた口がふさがらない。なぜなら、人類が我らに勝利することなどありえないからだ。我らはこの地球上に人類が誕生する、はるか以前から存在している。地球が... 続きをみる
3月16日から17日にかけて、世界の感染者数・死者数の「増加」の様相は以下のとおりである。(●は増加率の1.1倍未満、▲は1.1倍以上、■は不明・数値は「東京新聞朝刊」 掲載の表《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》にもとづく) 《感染者数・増加率》(16日→17日) ●中国21人(1.0... 続きをみる
WHO(世界保健機関)が、新型コロナウィルス感染症の「パンデミック(世界的大流行)を表明した。12日現在、各国の感染者数(死者数・死者数÷感染者数)は以下のとおりである。(数値は「東京新聞朝刊(9面)《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》による) ■中国80793人(3169人・3.9%) ... 続きをみる
今から9年前、東日本は大地震に見舞われたが、現在の日本全域は「前例のない疫病」が蔓延している。「天災は忘れた頃にやって来る」といわれるが、今回の疫病は天災か、それとも人災か。 昨日(10日)の「東京新聞朝刊」に載った《新型コロナウィルス感染者が多い国・地域》というタイトルの表で、各国の死者... 続きをみる
「新型コロナウィルス感染者が多い国・地域」(「東京新聞」朝刊に随時掲載)を見て、(3月2日から9日までの)世界各国の感染者数、死者数の推移を調べると、以下のとおりである。 (人数はいずれも左から順に3月2日、5日、7日、9日の感染者数。カッコ内人数は前回と比べての増減数) ■中国 80026人... 続きをみる
今、国民の最大の関心事は、国内の新型コロナウィルス感染が今後「拡大するか、終息するか」の1点に絞られるだろう。 そこで、「東京新聞朝刊」に掲載された《国内の新型コロナウィルス感染者》というタイトルの表により、その数値を3月3日から辿ってみる。 《3日》国内での確認例260人(死者6人)、チャー... 続きをみる
映画「アフリカの女王」(監督ジョン・ヒューストン、イギリス・1951年)を観た。たいそう面白かった。舞台はアフリカ奥地のある集落。イギリス人の牧師兄妹が原住民を集めて、賛美歌を合唱している。そこは、密林の中に開けた平地の一郭であろうか。物資の輸送は水路に頼るものとみえ、蒸気船(といっても乗組員は... 続きをみる
インターネットのYAHOOニュースに「ヘンリー王子がアフガン任務終了、「タリバン戦闘員を殺した」AFP=時事 1月22日(火)9時58分配信」というタイトルの記事が載っている。その内容は、以下の通りであった。〈【AFP=時事】攻撃ヘリコプターの乗員としてアフガニスタンに派遣されていた英国のヘンリー... 続きをみる