梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

天皇賞

 今日は東京競馬場で「第158回・天皇賞」(第11レース)が行われた。脊柱管狭窄症を患ってから(今年3月以降)、競馬場に行くこと(歩き回ること)ができなくなった。最近はその症状が軽減したので、中山競馬場まで(場外)馬券を買いに行った。これまでなら、パドックの気配を観察して買うところだが、今は、体調がそれを許さない。インターネットでオッズを調べると、馬連10倍以下が「4-5」(M.デムーロ:C.ルメール)一通りしかなかったので、おそらく結果は馬連25倍から50倍までで決まるだろう、と予想を立て、「3-4」(福永:C.ルメール)、「6-9」(武豊:J.モレイラ)、「5-11」(M.デムーロ:和田)、「4-11」(C.ルメール:和田)、「6-10」(武豊:川田)、(3-6」(福永:武豊)、「6-7」(武豊:北村友)、「9-10」(J.モレイラ:川田)のワイドと、「8」(戸崎)の「がんばれ馬券」(単勝+複勝)、合わせて10点を購入、ただちに帰宅した。
 結果は、1着「4」(C.ルメール)、2着「9」(J.モレイラ)、3着「10」(川田)、「8」(戸崎)は馬場入場後の放馬で出走取消。ワイド「9-10」が的中して16.3倍、「8」の返還(もと返し)を加えると18.3倍の回収になった。
 まあ、いいか。高めを狙って失敗するよりもましだった、と満足すればよい。ただし、馬の気配を無視して「競馬」をするのは邪道である。有馬記念までに体力が回復するかどうか・・・、運を天に任せる他はない。(2018.10.28)