梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

「心臓リハビリ」

 およそ1カ月ぶりに(これまで猛暑のため中断していた)「心臓リハビリ」のため、電車・バスを利用して通院した。前回は8月9日、その時の記録では、(7月と比べて)①体重3kg減、②筋肉量3kg減、③体脂肪率1.4%増であった。今日の検査では、①体重は3kg減のままだったが、②筋肉量は2.7kg増、③体脂肪率5%減という結果で、要するに7月の状態まで「回復」したということである。担当看護師は「改善の兆しが見えますね」と評したが、7月から8月までは「心臓リハビリ」を重ねた結果、「要注意」となり、8月以降「心臓リハビリ」を中断した結果「改善の兆し」が見られたとすれば、何のための「心臓リハビリ」だったのかという気持ちも湧いてくる。しかし、今日受診しなければ、そのようなことはわからないので、しばらくは(11月まで)週1回のペースで通院することにする。若い看護師との面談で「気分はどうですか」と尋ねられたので「今、よかったと思うと、すぐに悪くなります」「どんな風に?」「息切れや、吐き気ですね」「どんな時?」「いつもです。そんなときはツボを押すと少しラクになります」「ツボってどこですか」「ここと、ここです」と、内関、手三里を指すと「へえ、いいことを教えていただいた。(他の患者さんに)教えてあげよう」・・・。なんとも頼りないが、やむをえない現状である。
 「心臓リハビリ」の内容は、①準備運動(ストレッチ)、②自転車ペダル漕ぎ20分、③クールダウン(ストレッチ)、④脊柱管狭窄症改善のための筋肉強化(腹筋運動)を60分程度行うので、相当に疲れる。今日も、帰宅後13時から15時まで「休憩睡眠」をとらざるを得なかった。まだまだ、日頃の運動量が足りないからであろう。1日1回以上は外出して、体力を養いたい。(2018.9.13)