コロナ・おかしなこと(4)
《ワクチン接種は何のためにするか。いうまでもなく感染予防のためだ。》と、私は(前回)書いたが、それは《誤り》であることがわかった。ワクチンで感染は防げない。防ぐことができるのは《発症》だということだ。つまり、ワクチンを接種していれば、感染しても発症しない、もしくは軽症で治まるということらしい。なるほど「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」(保健所)には、《新型コロナウィルス感染症の発症を予防します。》と明記されている。そして《現時点では感染予防効果は明らかになっていません》という文言が続く。
だとすれば、ワクチンを接種していても《感染を防ぐ》ことはできないのだから、《公共の福祉のために》(皆が感染しないために)ワクチン接種をする必要がある》という理屈は成り立たなくなる。要するに、ワクチンは自分の身を守る(発症を防ぐ)ために打つのであって、他人への感染を防ぐためではないということだ。
また、ワクチン接種によって減らすことができるのは「発症者数」(患者数)であって、「感染者数」ではないのだから、ワクチンの接種者数と感染者数の関係(比例)を調べてみても意味がないということがよくわかった。どんなにワクチン接種者が増えたところで、感染者が減るわけではない。にもかかわらず、為政者、専門家、メディアは未だに《感染者数》をカウントしている。なぜだろうか。
(2021.7.7)
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