梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

梅雨が明けたら《夏籠り(げごもり)》だ

 今日から8月、今年の梅雨は長引いたがまもなく明けるだろう。梅雨が明けたら《夏籠り》だ。去年は(梅雨明けが早かったので)6月末から9月まで《夏籠り》に入ったが、今年は《地球温暖化》が収まったせいか、太平洋高気圧の勢力が強まらなかったか?
 《夏籠り》の条件は、気温が30℃を超えることである。その場合は、原則として(不要不急の時以外は)外出しない(ステイ・ホーム)。もうコロナ騒ぎで十分に経験しているが、これからは「熱中症」に気をつけなければならない。熱中症による死亡者数も1000人を超えることがある。「厚生労働省」のホームページでは、1731人(2010年)、1077人(2013年)、1581人(2018年)という数値が示されている。
《だから》、コロナの感染拡大を危惧する以上に「熱中症」の方も警戒しなければならない、と私は思う。
 さて、今年の《夏籠り》は何をしようか。まず第一は健康管理。去年は51キロあった体重が、今は48.5キロまで低下した。体力不足は否めない。どうすればよいか、幸いにも親切な消化器内科の担当医が見つかったので、相談してみよう。第二は読書。どうしても「高群逸枝全集」(理論社)を「通読」したい。第三はDVDの映画鑑賞。「シェイクスピア映画大全集」「世界名作映画」「フランス映画名作コレクション」「3大巨匠名作集」「日本映画永遠の名作集」「小津安二郎大全集」といったシリーズの中から、興の湧いたものを観てみたい。第四はCDの音楽・朗読鑑賞。音楽は戦前・戦後の歌謡曲とモーツアルトの「音楽療法」、朗読は「聞いて楽しむ世界の名作」「聞いて楽しむ日本の名作」「市原悦子の名作朗読集」を全部聴く。第五は駄文の山を築くこと。形にすると周囲に迷惑をかけるので、パソコンでブログに投稿する。
 時間はたっぷりある。では9月に向かって出発、そのころにはコロナ騒ぎも収束しているだろう。
(2020.8.1)