梨野礫・著作集

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

続・《6月宣言》

 私の「(身体的)不快感」を(上半身から)列挙すると、①両目(眼精疲労)、②鼻(後鼻漏)、③顔(湿疹)、④食道(胸やけ)、⑤左胸(疼痛、動悸)、⑥肺(息切れ)、⑥胃(吐き気、膨張感)、⑦腸(便秘)、⑧腰(疼痛)、脚(間欠跛行)ということになる。全身にかかわるものとして、⑨倦怠感(だるい、疲れやすい)、⑩不眠(寝不足気味)が加わる。 以上、10項目にわたるが、私は今年で75歳になるので、それだけ生き続けていれば当然の結果として受け入れなければならない。高齢者にとって「(身体的)不快感」は日常茶飯事であり、より重篤な呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患などをかかえている人に比べれば、まだまだ軽微なものだろうと思う。私の周囲には、60歳になる前から気管支の難病に罹り、10年以上も薬物治療の副作用と闘っている知人がいる。70歳にもならぬのに、もう10年以上も腎臓の透析治療を重ねている知人もいる。さらに、小学校の級友もまた61歳で脳梗塞を発症、以後14年間、車椅子の生活を続けている。
 さればこそ、私はそうした生き様から「強靱な気力」を学ばなければならない。誰かに頼るのではなく、自分で自分の不快感を克服するのだ。幸いにも、昨年の「災害並みの酷暑」は経験済みである。
 まず第一に、身体の中に熱を溜めないことに留意する。室内は気温25℃を保ち、炎天下(30℃以上)の外出は控える。
 第二に、水分補給(経口補水液)を怠らない。
 第三に、栄養(タンパク質、ビタミン、カルシウム、鉄分など)を十分に摂る。そのために、「胸やけ」「吐き気」をマヌカハニ-、イスクラ開気丸で克服する。場合によっては、市販薬(スクラート、パンシロン)も服用する。
 第四に、適度な運動を怠らない。(一般には、一日5000歩以上が目標とされているが)一日2000歩以上を目指す。消費エネルギーは110キロカロリー以上を目指す) 


   第五に、睡眠持続時間最長4時間を目指す。(現状では、よくて3時間、平均2時間程度なので、不眠症のツボ刺激を行いながら、経過を見る)
 以上、5項目の留意点で、この夏を乗り超える。明後日は主治医の診察日である。このことについて、どのような判断をするだろうか。
(2019.6.16)